嵐・大野智のイメージカラー“青”の持つ意味とは? グループでの役割とキャラクターに迫る

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今年15周年を迎えた嵐。

 ジャニーズのグループは、女性アイドルグループのももいろクローバーZのように、メンバーごとのイメージカラーが決まっているケースが多い。たとえば関ジャニ∞の場合は、2012年に公開された映画『エイトレンジャー』で見られるように、メンバーカラーがしっかりと定められ、それぞれのカラーでグッズ展開などもしている。いっぽうでSexy Zoneは、メンバーカラーはとくに無いとされながらも、佐藤勝利が赤、菊池風磨が紫の衣装をよく着るなど、ある程度決まったイメージがあるようだ。

 嵐もまた、時期によって多少変化があったものの、現在は櫻井翔が赤、相葉雅紀が緑、二宮和也が黄色、松本潤が紫、そして大野智が青と、それぞれのカラーが大体決まっている。

 嵐メンバーの色分けにはそれぞれどんな意味合いがあるのか。本稿では特に大野智の“青”について、ジャニーズの動向に詳しい芸能ライターの佐藤結衣氏に解説してもらった。

「大野智さんと同じ青色が割り振られたほかのジャニーズのメンバーには、関ジャニ∞であれば安田章大さん、Sexy Zoneであれば松島聡さん、Hey! Say! JUMPであれば伊野尾慧さんと、どちらかというと穏やかな印象のメンバーが多いです。大野さんがそうであるように、寡黙に仕事をこなす職人気質な面のあるメンバーが青色を割り振られるようです」

 いっぽうで、青色のメンバーはパフォーマンスにおいて高い能力を発揮するという。

「大野さんは嵐のメインボーカルを務めているだけではなく、ダンスの腕前もグループ随一で、時には振り付けも担当しています。技術面でグループを引っ張るのが、青色のメンバーの特徴といえるかもしれません。安田さんもスポーツ、作曲、ダンス、歌と器用にこなし、バンドスタイルで演奏する際はリードギターを務めています。松島さんが青を割り振られているのは、そうした役割を今後担っていってほしいという期待の表れなのかもしれません」

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