赤西仁、自主レーベルの新作はなぜ好調? ファンが離れない理由を検証
赤西仁が8月6日にリリースしたニューシングル『Good Time』が約4万枚を売り上げ、8月18日付のオリコンシングルチャートで2位にランクインした。同作は、赤西が自身の誕生日である7月4日に立ち上げたレーベル「Go Good Recoreds」からリリースしたもので、楽曲群は赤西本人が作詞、作曲、プロデュースを手掛けている。
2006年に発売されたKAT-TUN時代のデビューシングル『Real Face』は、100万枚を売り上げているため、今回の数字を多いと見るか少ないと見るかは評価の分かれるところだろう。しかし、自主制作のインディーズ・レーベルの売り上げと考えると、かなりの売り上げであることは確かで、独立後も一定数のファンから支持を得ていることが伺える。
KAT-TUN時代から多くのトラブルに遭遇してきたにも関わらず、今なお赤西が支持を失わないのはなぜか。ジャニーズの動向に詳しい芸能ライターのジャニ子氏に話を訊いた。
「赤西は一見すると突っぱっている印象もありますが、実は気さくな人柄で、ただ表裏がないだけの素直な性格なのだと思います。下手に自分を飾ったり、偽ったりすることができないがゆえに、求められるイメージに応えなければいけないアイドルの仕事は合わない面もあったのでしょう。ところが、そういう態度の中にこそ多くのファンは魅力を見出してきました。裏表がないからこそ、たまに見せる笑顔は心から笑っているように見えて、つい深くハマるのではないでしょうか。赤西さん自身もそういったファンに支えられていることに自覚的ですし、ライブではファンとのコミュニケーションも活発で、その信頼関係は厚いのだと思います」