KSUKEがおすすめEDMをレコメンド!
アフロジャック来日目前! 2014年上半期を彩ったEDM10選 feat.KSUKE
日本でのEDMムーヴメントは勃興期の勢いと比較すると、やや落ち着きを見せているものの、シーンにはしっかりと定着。今年3月には、スクリレックスが待望のファースト・アルバム『RECESS』をリリースし、来たる5月30日にはアフロジャックが最新作『Forget The Wolrd』(5月21日発売)を引っ提げて来日を予定するなど、夏に向けてEDMはさらに盛り上がりを見せそうだ。
そんな2014年もそろそろ6月。このタイミングで、今年の上半期を盛り上げてくれたEDMアンセムを厳選してお贈りしよう。セレクトとコメントには、国内の若手エレクトロDJ筆頭格であり、今年6月に開催される「ULTRA KOREA」への出演が決まっているKSUKEに協力してもらった。本格的な夏を前にこのナイスな10曲で、EDMの“いま”をチェックしてほしい。
Afrojack vs. Thirty Seconds To Mars「Do or Die」
アフロジャックのアルバム『Forget The World』にも収録され、今年3月にマイアミで開催された「ULTRA MUSIC FESTIVAL」でもプレイされ、オーディエンスを半狂乱に陥らせたキラー・チューン。
KSUKEコメント
「サーティ・セカンズ・トゥー・マーズの原曲の良さを残しつつ、アフロジャックの手腕がここぞとばかりに発揮されています。“激しく、そして切ない”メロディがとにかく心地良いアンセム。タイトルの“やるか、死ぬか?”の通り、完全にアフロジャックがやってくれています!」
Calvin Harris「Summer」
夏のパーティ・チューンにありがちなある種の能天気さよりも、海辺のサンセットがハマりそうなメランコリーなメロディが女子ウケも良さそう。PVでは、ドラッグレースの模様と下着姿の女性のコンテンポラリーダンスをフィーチャー。制作者とリスナー間に潜むイメージの違いが、“夏のイメージは人それぞれ”と感慨深くなる。
KSUKEコメント
「世界トッププロデューサーであるカルヴィン・ハリスが夏を先取りした楽曲です。歌詞からは“夏の出会いを表現しつつも、哀愁が漂う”印象があります。野外フェスや爆音で聴いたら絶対に気持ちいい曲です!」
SKRILLEX「RAGGA BOMB with RAGGA TWINS」
全世界が待望したダンス・ミュージック・シーンの異端児:スクリレックスのファースト『RECESS』(今年3月リリース)からのリードトラック。昨年にスクリレックスは、ディプロとユニット、ジャック・ユーを結成しており(ディプロは『RECESS』にも参加)、その影響もあるのか、ディプロやその主宰レーベル:MAD DECENT系のサウンドを、自らのスタイルに見事に融合した楽曲が『RECESS』では顕著。同曲はその好例だ。
KSUKEコメント
「スクリレックスの独特のサウンドにレゲエが融合した疾走感溢れる楽曲で、つい頭を振りたくなる一曲です」