キャロルの記事一覧

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“革ジャン/リーゼント/サングラス&バイク”風情の純国産ロックンロールをつくり上げた偉大なるグループ。言わずもがなの大スター矢沢永吉(b&vo)、名男優ジョニー大倉(g)を輩出したことでも知られる。我々日本人にとって彼らの存在は、英国人にとってのビートルズ(またはステイタス・クォー)であり、豪州人にとってのAC/DCである。すなわち、別格ってことだ。
72年、「ルイジアナ」にてデビュー。翌73年に、ロックと不良の価値観と歌謡曲を奇跡的に交配させた大名曲「ファンキー・モンキー・ベイビー」が空前のビッグ・ヒットとなり、彼らは一躍スターダムにのし上がっていく。その後も、イカしたロッキン・ナンバーを次々に発表し、もはや押しも押されぬ存在となった。がしかし、矢沢永吉の音楽的欲求の拡大に起因し、75年にグループは解散の道を辿る。

『マティアス&マキシム』公開記念上映開催

『マティアス&マキシム』公開記念、『君の名前で僕を呼んで』『キャロル』など4作品上映へ

グザヴィエ・ドラン監督最新作『マティアス&マキシム』の公開を記念して、特集上映企画「4夜連続上映 恋に落ちる名作」の東京と大阪で…

荏開津広『東京/ブロンクス/HIPHOP』第11回

荏開津広『東京/ブロンクス/HIPHOP』第11回:ディスコで交錯したソウルとロックンロール

「そしてそれに伴ってディスコ・ミュージックも再び盛り返しつつあり、人気を呼んでいる。ソウル・イベリカ・バンドの「ベイビー・シッタ…

菊地成孔の『スリー・ビルボード』評

菊地成孔の『スリー・ビルボード』評:脱ハリウッドとしての劇作。という系譜の最新作 「関係国の人間が描く合衆国」というスタイルは定着するか?

「菊地成孔の欧米休憩タイム~アルファヴェットを使わない映画批評~」に次ぐ菊地成孔の映画批評連載「菊地成孔の映画関税撤廃」は、タイ…

須永貴子の「2016年 年間ベスト映画TOP10」

年末企画:須永貴子の「2016年 年間ベスト映画TOP10」

リアルサウンド映画部のレギュラー執筆陣が、年末まで日替わりで発表する2016年の年間ベスト企画。映画、国内ドラマ、海外ドラマの三…

遠山武志の「2016年 年間ベスト映画TOP10」

年末企画:遠山武志の「2016年 年間ベスト映画TOP10」

リアルサウンド映画部のレギュラー執筆陣が、年末まで日替わりで発表する2016年の年間ベスト企画。映画、国内ドラマ、海外ドラマの三…

久保田和馬の年間ベスト10

年末企画:久保田和馬の「2016年 年間ベスト映画TOP10」

リアルサウンド映画部のレギュラー執筆陣が、年末まで日替わりで発表する2016年の年間ベスト企画。映画、国内ドラマ、海外ドラマの三…

アカデミー賞とラジー賞、それぞれの意義

アカデミー賞とラジー賞、それぞれの意義とは? 映画業界における役割を解説

 毎年、年明けの映画業界をにぎわせるのが、ハリウッドの映画業界の頂点を決めるアカデミー賞授賞式。前年にロサンゼルス地区で一週…

ゴールデングローブ賞、受賞結果発表

ゴールデングローブ賞、『レヴェナント』が3部門受賞 イニャリトゥ「本当に誇らしく思う」

第73回ゴールデングローブ賞の授賞式が、1月10日(現地時間)にロサンザルスのザ・ビバリー・ヒルトンにて行われ、アレハンドロ・ゴ…

ゴールデングローブ賞ノミネーション発表

第73回ゴールデングローブ賞ノミネーション発表 『キャロル』最多4部門5ノミネート果たす

ハリウッド外国人映画記者協会の会員によって選出される、第73回ゴールデングローブのノミネーションが12月10日(現地時間)に発表…