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Tom Zeの情報

(トン・ゼー)

60年代後半、ブラジル・トロピカリア旋風のまっ只中でつかの間活躍したトン・ゼーは、ブラジル音楽とアメリカン・ポップ・サウンドをユニークに融合させ、個性を放った。
ダダイストである彼は、68年に発表されたコンピレーション盤『Ou Panis et Circensis』で注目を浴びたが、残念なことに70年代に発表したアルバムはあまり正当な評価を得ることができなかった。しかも76年以降、ぷっつりと姿を消してしまったのである。しかし、90年代に入ると、その才能をデヴィット・バーンが発見——。彼が率いる<Luaka Bop>レーベルのコンピにトン・ゼーの曲が使用され、一躍注目を浴びるようになったのだった。
サウンド・ループ/ノイズ/サンプリング導入、そして奇抜な歌詞の先駆者でもあるトン・ゼーの音楽は、タイトにプロデュースされていながらも、同時に陽気なシュールさも感じられ、そこがたまらない魅力! また、98年に発表されたアルバム『ファブリケーション・ディフェクト』以降、ボサ・ノヴァとアヴァン・ポップ——、そして無数のエフェクトを縦横無尽に組み合わせ、彼の最も得意とする「美しき実験音楽」へと舞い戻ったのであった。

制作協力:
OKMusic

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