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卒業発表のNMB48渡辺美優紀、グループに残した功績と今後への期待 

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 NMB48の渡辺美優紀が4月13日、大阪・NMB48劇場で行なったチームB2の公演で、同グループからの卒業を発表した。

 渡辺は山本彩とともに、NMB48創設時からセンターとして活躍した、グループの中心的メンバー。AKB48やSKE48との兼任活動を行なっていたほか、個人でも『AKB48グループ じゃんけん大会 2014〜拳で勝ち取れ! 1/300ソロデビュー争奪戦〜』の優勝者として『やさしくするよりキスをして』でソロデビューしたり、モデルとして各メディアに出演するなど、グループ在籍時から幅広い活動を展開してきた。

 渡辺がNMB48の活動期間を通じて、グループにもたらしたものは何だったのか。『「アイドル」の読み方: 混乱する「語り」を問う』の著者であるライターの香月孝史氏は、彼女の特徴を「自己プロデュース力の高さ」だと分析する。

「渡辺は山本とともに、全国区のメンバーとしてグループの知名度上昇に貢献してきましたが、硬派なリーダーシップを発揮する山本と対照的に、渡辺は“釣り師”という呼称でも言い表される小悪魔的なキャラクターで支持を獲得してきました。ただ、そうしたキャラクターが彼女の主体的な力強さと結びついて現れていたのが、渡辺美優紀という人の特徴だと思います。近年のアイドルシーンは、アイドル個々人がいかに他者との差異化をはかるかという自己プロデュース力の高さが、当人の“主体性”の強さとして評価され、ブレイクの要素として重要視されています。時にそれは、アイドルのパブリックイメージに対するカウンター的要素を打ち出すことが“主体性”であると認識されがちです。しかし渡辺の場合、一見パブリックイメージに沿った王道的なアイドル像を選びとり、そのアイドル像を体現しようとするストイックな姿勢に“主体性”が見出されていました。また、キャリアを重ねるにつれて、自由度の高い言動の中に、アイドルというものについての示唆的な言葉や振る舞いを多く見せ、それもまた彼女への支持につながっていました。その意味ではAKB48の小嶋陽菜とも通じる力強さを持ち、性別を問わず敬意を向けられる存在になっていました」

 また同氏は、渡辺がNMB48メンバーとして行なってきたパフォーマンス力の高さについて次のように解説する。

「もう一人のグループの中心である山本はボーカリストとしての実力でNMBを引っ張ってきた印象が強いですが、渡辺もまたNMB48のダンス選抜といわれた『Must be now』のメンバーに山本とともに選ばれるなど、単にキャラクターとしてグループの顔であるだけではなく、ダンスなどライブパフォーマンスが持ち味のひとつです。また、MCでは笑いを織り込むことに長けたNMB48において、先述した自身のアイドル性をそうしたトークにうまく溶けこませながら目立っていました。バラエティ番組などで48グループのメンバーから“憧れる先輩”として多く名前が挙がるのも、彼女のそうした総合的なパフォーマンスとパーソナリティによるものだったはずです」

      

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