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小野島大の「この洋楽を聴け!」第12回:FUJI ROCK FESTIVAL'15

今年のフジロック、要注目の洋楽アクトは? 小野島大が45組をフル解説

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 ついに全出演者ラインナップが発表され、開催まであと2週間に迫ってきたフジ・ロック・フェスティヴァル。昨年に引き続き、主な洋楽出演者を動画とともに紹介していきましょう。フェス参加の予習代わりにどうぞ。今年は例年に比べ洋楽系が弱いとも言われていますが、こうしてみるとなかなかの顔ぶれが揃っています。

7月24日

<GREEN STAGE>

Foo Fighters

間違いなく現在のアメリカを代表するロック・バンドが今年の初日のヘッドライナーです。全米8都市で録音、アメリカ音楽史の源流を探った話題作『ソニック・ハイウエイズ』を引っさげてのフジ登場です。ASIAN KUNG-FU GENERATIONが新作をフー・ファイターズのスタジオで録音したことも話題になりましたね。

Foo Fighters – Something From Nothing

MOTÖRHEAD

 まさかのモーターヘッドがフジ初登場! 1975年に結成、あらゆるラウドなロックンロールに絶大な影響を及ぼしてきた英国のドンです。リーダーのレミー・キルミスターはなんと今年で69歳という大ベテランですが、未だにインタビューで40年前にホークウインドをクビになった恨みつらみを吐き出す大人げなさと執念深さが最高です。パンクもメタルもハードコアもこいつらの前ではお子様同然!この曲は文字通りの代表曲。

Motörhead – Ace Of Spades

OWL CITY

どこにでもいる宅録青年が世界を変えたーーアメリカ出身のシンガー・ソングライター、アダム・ヤングによるソロ・プロジェクト。最新作『モバイル・オーケストラ』がもうすぐ発売です。世界中で大ヒットしたファースト・アルバム『オーシャン・アイズ』から6年。ポジティヴで多幸感あふれる爽やかなエレクトロニック・ポップは健在です。昨年はSEKAI NO OWARIと共演したシングル『TOKYO』が話題になりました。

Owl City – Verge

THE VACCINES

 現在のロンドンを代表するエネルギッシュなロックンロール・バンド。若さふれる疾走感はかってのザ・ジャムやアークティック・モンキーズを彷彿とさせます。3年ぶりの新作『イングリッシュ・グラフィティ』を引っさげてのフジ登場です。デビュー以来4年、このぐらいのキャリアのバンドの成長の速度は凄まじいものがあるので、見逃せないライブになりそうです。

The Vaccines – 20/20

<White Stage>

ROYAL BLOOD

 昨年のファースト・アルバム『ロイヤル・ブラッド』が全英1位を記録、各賞を総なめして大きな話題になったロイヤル・ブラッドがはやくもホワイトのトリに登場です。ベース&ヴォーカル/ドラムスの2人編成とは思えないパワーと音圧は興奮必至。動画は今年のブリットアワードでのパフォーマンス。すごい迫力ですね。

Royal Blood / Figure It Out

RUDIMENTAL

Rudimental – Never Let You Go

2013年に発表したファースト・アルバムが全英1位を記録、ブリット・アワードも受賞し大きな話題を呼んだ4人組です。ドラムンベースをベースにしたいかにもUKらしい洗練されたポップなダンス・ミュージックをやります。動画は今年のグラストンベリーでのライブ。かなりホットにソウルフルに盛り上げてくれそう。9月発売予定の新作からの曲もやってくれるでしょう。

Rudimental – Never Let You Go (Glastonbury 2015)

Joey Bada$$

 なんとこんなホットな人も来てしまう今年のフジロック。今年出したファースト・アルバム『ビフォー・ダ・マニー』が全米ラップ・チャート、全米R&B/HIP HOPアルバム・チャートなどで1位を記録、騒然たる話題を呼ぶ弱冠20歳のNYのラッパーです。90年代のアンダーグラウンド・ヒップホップを思い起こさせる激渋のトラック、フローも声質も独自のスタイルを既に確立しています。第2のNASとの評価も高い大型新人ですね。大期待のステージです。

Joey Bada$$ – Paper Trail$

<Red Marquee>

ASH

8年ぶりの新作『カプラーモ!』をリリースしたばかりのアッシュもフジ登場。いつのまにか押しも押されもせぬ大ベテランとしてUKを代表するバンドとなった彼らですが、迫力いっぱいのエネルギッシュなライブは変わらないはず。個人的にはこの曲をやってくれると嬉しい。

Ash – Clones

DRENGE

 今年新作『アンダートウ』を発表したばかりのUKの兄弟デュオ。アークティック・モンキーズのサポートなどで名をあげた荒々しいガレージ・サウンドは、けれんみのないストレートアヘッドでパワフルなもの。動画は今年6月の最新ライブですが、この迫力なら、大いに期待できそうですね。

Drenge – Live on KEXP

THE DISTRICTS

 米フィラデルフィア出身の4人組。全員まだ20歳そこそこという若さで、世界中のフェスを席巻。今年に入ってジョン・コングルトン(セイント・ヴィンセント、クラウド・ナッシングス他)を迎えて制作されたセカンド・アルバム『ア・フローリッシュ・アンド・ア・スポイル』をリリースしました。この曲は昨年リリースされたEPの曲ですが、ちょっと90年代オルタナを思わせる、荒々しいけどどこか切ない、彼らの個性がよく出た曲だと思います。

The Districts “Rocking Chair”

<ALL NIGHT PLANET GROOVE’15>

 今年はオレンジコートのステージがなくなったので、オレンジコート恒例の「オールナイトフジ」はレッドマーキーの終夜興行プラネット・グルーヴと合体して「オールナイト・プラネット・グルーヴ’15」として登場します。

FLUME

1991年生まれというフルームはオーストラリア出身のDJ/プロデューサー。ポストEDM系の動きを担う筆頭で、『Coachella』や『Lollapalooza』等の世界中の大型フェスに出演するなど大活躍。UKのディスクロージャーとともにダンス・ミュージックの若手代表として、大いに期待が高まる中でのフジ登場です。これは昨年のフジで圧巻すぎるステージを見せたロードの楽曲のリミックス。

Lorde – Tennis Court (Flume Remix)

JAM CITY

UKガラージ~グライムを独自に発展させた圧巻のセカンド・アルバム『ドリーム・ア・ガーデン』をリリースしたばかりのジャム・シティことジャック・レイサム。盟友カインドネスやFKAツイッグスが「唯一の天才」と絶賛。その鮮烈すぎる才能は本物です。体力を温存して深夜1時半の登場を待ちましょう。

Jam City – Unhappy

MAX COOPER

ロンドン在住のDJ/プロデューサー。洗練されたクールでメロディアスなエレクトロニカを得意とする人で、昨年傑作デビュー・アルバム『Human』をリリースしています。これは昨年のベルリンでのDJセットの模様ですが、そもそもDJ仕事を増やすために制作を始めというだけあって、センスの良さ、世界観の作り込みは圧巻。これが深夜のレッドマーキーで流れたら相当にアガりそうな気配ですね。なかなかのイケメンでもあります。

Max Cooper Boiler Room Berlin DJ Set

<Field of Heaven>

KITTY,DAISY & LEWIS

 ロンドンの3兄弟(ライブでは家族総出)による小粋で山椒の効いたジャジー・ソウル・ファンク・ブルース・レゲエ・ロックンロールが、5年ぶりに苗場に帰ってきます。春の単独公演に続き秋にはエゴ・ラッピンとのカプリング・ツアーも控えていますが、フジロックで見る彼らはまた格別の味わいがあるはず。最新作はザ・クラッシュのミック・ジョーンズがプロデュースした『ザ・サード』。ネット上には最近のライブ映像もたっぷりアップされているので、予習していきましょう。

Kitty, Daisy & Lewis ‘No Action’

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