嵐・松本潤の歌はなぜ色気がある? 音楽ルーツからその理由を検証

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これまで多数の恋愛ドラマで主演を果たしてきた松本潤。

 嵐のメンバーの中でも特に甘いマスクを持ち、2014年の3月まで放送されていたTVドラマ『失恋ショコラティエ』や、2013年に公開された映画『陽だまりの彼女』、2005年にTV放送され、今も代表作との呼び声も高い『花より男子』など、恋愛ドラマでの主役がよく似合う松本潤。マイナビウーマンが7月、22歳~34歳の働く女性185人に行ったアンケートによると「目力がすごい男性芸能人」の1位に松本が選ばれており、彼が“憧れの男性”として今も高い人気を得ていることが伺える。(参考:マイナビウーマン「3位キムタク、2位岡田くん! 女目線で「目力がすごい」男性芸能人の1位は……」

 嵐の楽曲においても松本のソロ曲は、恋愛場面を連想させるセクシーな表現が多い。2013年に発売されたアルバム『LOVE』に収録された「Dance in the dark」では「秘めたBad Romance You move into 夜は Better」と、男女の一夜を連想させる言葉が散りばめられ、「Shake it!」では「散々愛について語らうより簡単じゃん 言葉じゃなく 身体で鼓動を感じてくれ」と、よりフィジカルな表現が目立つ。歌詞のほとんどが英語の「We wanna funk, we need a funk」では「Your kiss is outta sight You funk me up all night」と、情熱的な感情が歌われている。

 そんな松本だが、ひとりの音楽リスナーとしては山崎まさよしや小田和正、山下達郎など、ピュアでロマンティックな恋情を歌う男性シンガーソングライターの楽曲を好んでいるという。前出の映画『陽だまりの彼女』では、山下達郎が主題歌「光と君へのレクイエム」を歌っており、松本は「敬愛する達郎さんに、僕が出演する作品の主題歌を書き下ろして頂いて、とても幸せです」とコメントを寄せている。また、2002年に発売された映像作品『ALL or NOTHING』では、山崎まさよし「One more time,One more chance」のカバーも披露している。

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