ウクレレ生演奏で金髪女子高生が涙ーー告白の結果は?『今日好き テグ編』最終話

1月12日よりABEMAにて放送された恋愛リアリティショー『今日、好きになりました。テグ編』(以下:今日好き)。現役高校生たちが2泊3日の修学旅行に飛び出し、運命の恋を見つける同番組には、時に甘酸っぱく、思わず胸がキュンとするような青春と恋模様が溢れんばかりに詰まっている。
以下より、2月9日に公開された最終話から見どころを紐解いていく。細かなネタバレもあるためご注意いただきたい。
『ABEMA』総力特集 人気作品の裏側に迫るインタビュー&コラム
るいが経験した“追う恋”と“追われる恋”、“もちゅ”を巡る最後の戦いの行方は?
2泊3日の旅も締めくくり。いよいよ、運命の告白となった。けんせい(小島健生)&りくと(森本陸斗)による、“もちゅ”を巡る三角関係。ひなた(田中陽菜)が見せた“53秒の沈黙”など最終話のハイライトも三者三様ながら、『テグ編』では晴れて2組のカップルが成立。複数カップルが生まれるのも約半年ぶりとなる。幸せは、多ければ多いに越したことはない。
まず振り返るは、今回の旅で最も“今日好き”をしていたといえる男子=るい(倉田琉偉)の周辺。3度目の旅を迎えた継続メンバー。かつ、あやか(伊藤彩華)&りな(森元莉那)の間で、“追う恋”と“追われる恋”のどちらも経験。最後まで考え抜き、選んだ相手はーー“追われる恋”の方のりなだった。
しかしながら、結果的にカップル成立ならず。りな曰く、自身とあやかの間で“気持ちが上”というのが、まるでオセロの白黒かのように変わってしまう態度に不安を覚えたとのこと。彼女がここまで、とにかく相手の一貫性を重要視している様子を見るに、まさに大木のように揺らがず、頼れる。“漢”のような男子を探しに来ていたのだろう。
それにしても、るい……そっか。またしてもか〜。ただ、彼の持ち味は柔和な笑顔と性格。この結果を受けて、変な形で“漢”のタイプを目指さなくてよいと思う。というより、いますぐ2日目に時間を巻き戻し、運命の出会いを果たした“ボイパ鴨”に改めて告白してみないか?
続くは、前述した“もちゅ”こと、もか(代田萌花)を巡る最後の戦(いくさ)。「僕がもかちゃんを笑わせる“けん”」と、彼女のチャームポイントである広島弁を使って、早くも公約を実現してみせた、りくと。「もちゅとこの場所に来るのが俺の夢だった」と、告白で定番の舞台となる砂浜が、まるで甲子園やインターハイのように聞こえてきた、けんせい。結果、もかが選んだのはーーりくととなった。見事、カップル成立。筆者は、りくとが過ごした2泊3日。そしてこの選択すべてに、どのような否定の声も要らないと思っています。
ゆうたがついに動いた! 特技のウクレレ披露から「成立したら一緒に弾きたいな」
そして特筆すべきが、ゆうた(西小路侑汰)を巡る、ひなた&みせら(久保田海音)の三角関係。最終話冒頭、ひなたから“最後のアピールタイム”を使って、改めて渾身の想いを伝えられたゆうた。“笑う角には福来たる”を由来としたお揃いのキーホルダーを渡され、「ゆうたくんと笑ってたら、いいものがたくさん来るかな」と、極上の幸せメッセージが届けられる。昨晩、あれほど涙していたはずのひなた。ここまで健気でいられる姿に、素直に偉いと思わされた。
すると最終日にして、ゆうたがついに動く。鞘から抜いたのは刀……ではなく、自身の特技であるウクレレ。ひなたのことを元気づけたいと、平井大「Stand by me, Stand by you.」を演奏してくれるというのだ。
詳細に記しておくと、今回は演奏のみで歌はなし。ただ、曲名、そして歌詞の言葉を調べて読んでもらうと、ゆうたがどんな想いだったのかがさらに想像が広がりそうなのはもちろん、あわせて肝心だったのが、ここでの何気ないひと言。今後、ひなたと一緒にウクレレを手にして「成立したら一緒に弾きたいな」とこぼしたのだ。きっと、思わせぶりじゃないはず。大丈夫だと信じたい。この歌詞に、この言葉。ゆうたの“ダブルトラップ”では、絶対にないに違いない。
そう信じていて、間違いはなかった。彼が最後に告白を選んだ相手は、ひなた。みせらには自身の素を出せながらも、それがいわゆる“友情”の方を向いてしまったという。とはいえ、ひなたへの告白も一瞬、「だけど、僕が悩みすぎて、遅くまで悩んじゃって……」と、『今日好き』定番の“けど”に不安な感覚がよぎったが、その後は安心。「でも、これからは絶対に不安にさせないし、ひなたちゃんをこれからも愛し続けたいなと思いました」と、なんとか暗礁を乗り切ってくれた(そもそも暗礁は存在していなかったわけだが)。
ひなた、53秒の沈黙 ゆうたの告白を受けて「こんなに泣き虫で、弱っちいけど……」
ここからが、本題である。ゆうたの告白を受けて、沈黙した状態のひなた。本当にいま、リアルタイムで気持ちを整理しているのか。あるいは、考えあぐねて言葉が出ないのか。ぐっと頭を下げて、緊張で瞳がパチパチとしていて。地面を見続けたまま、ものすごく溜めに溜めてため息を吐いたかと思えば、しばらくしてもう一度、同じ流れを繰り返す。いま気がついたが、告白が始まってからここまで、ひとつも笑顔が見られていない。この沈黙はなんと、53秒もの間、続いた。
ひなたが最初に絞り出したのは、ゆうたの名前だった。「ゆうたくん。ゆうたくんが、継続で来てほしいって言ってくれて、すごくうれしくて。すごい緊張してたと思うんだけど、しっかり真剣に全力に向き合ってくれてるのを、見てて、しっかり伝わってました」。
もはや記すのも野暮なものだが、ゆうたを優しいと思えるのは、ひなたが弱さと向き合い、優しさとはなにかを知ってきたから。相手にも、自分にも真摯に臨んできた証拠にほかならない。途中、声も上擦り、ぽろぽろと涙も溢れてきている。こうした場面で告白する側ではなく、される側が涙を流すのもなかなかないもの。そこに続いた言葉は、次の通りだ。
「ひなたは緊張にも弱くて、こんなに泣き虫で、弱っちいけど……ゆうたくんといると、自然と笑顔になれた気がします。こんな私でよかったら、お願いします」。
53秒の沈黙から、1分26秒の告白。約2分半の緊張がとけて、ようやく笑顔を見られることができた。念願のカップル成立! 最初のハグはぎゅっとして、その次はゆうたの胸にバッと物理的に音がするくらいに飛び込み、足をバタバタさせながら幸せな身長差を味わっている。
ここまでの展開、さすがに心臓破りがすぎたが、ひなたの安堵した表情を見ればそれもよき思い出として受け止められそうだし、それにしてもまさか、あのひなたに彼氏ができるとは。彼女の存在を“今日好き居残り教室”こと『井上塾』で見られなくなるのはどこか寂しくある一方で、最後の最後、いちばんの“今日好き”らしい青春模様を届けてくれたことに感謝したい。
それに、ゆうた。よく選んだ。「もうひなたの前では緊張しないでね。ホントだよ、ホントだからね!」という確認に「絶対しない!」とキリッと答えていたの、筆者は脳裏に刻み込みました。ことあるごとに掘り返すので、しっかりと緊張しないよう、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
そして、次週から幕開けるは『卒業編2026』。メンバーを見渡すと、ひなの(瀬川陽菜乃)、いおう(榎田一王)に、あやな(葛西杏也菜)。それにほかの継続メンバーも。本年度最後、本当の最後の戦いがもうすぐ始まってしまうーー。
『ABEMA』総力特集 人気作品の裏側に迫るインタビュー&コラム





























