金髪女子高生×ギャル女子高生に挟まれ地獄の雰囲気に?『今日好き テグ編』4話

『今日好き テグ編』4話

 1月12日よりABEMAにて放送開始した恋愛リアリティショー『今日、好きになりました。テグ編』(以下:今日好き)。現役高校生たちが2泊3日の修学旅行に飛び出し、運命の恋を見つける同番組には、時に甘酸っぱく、思わず胸がキュンとするような青春と恋模様が溢れんばかりに詰まっている。

 以下より、2月2日に公開された4話から見どころを紐解いていく。細かなネタバレもあるためご注意いただきたい。

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りお、りなから求められた男らしさと“リード力” 告白直前BBQで起死回生なるか?

 お笑い芸人ならば「もうええて」とツッコミを放ってしまうかもしれないが、振りかぶったその右手を我慢して止めてはもらえないだろうか。今回の告白直前バーベキューは、いつもながらの“スピード勝負”ではない。

 毎度、情報量の多さから目まぐるしい展開となるこの時間。好きな相手を隣に誘い、かと思えば当人がまた別の相手から誘われ……一方その頃、特別な夜デートに繰り出すメンバーがゆったりと同じ時間を共有する、というのが定番の流れではある。だが、今回は違う。バーベキューのテーブルに、横並びでもれなく全員集合。しかも、気になる相手をごく自然に、ではなく名指しで呼び出して間に座らせる。語弊を恐れずにいえば、殴り合いだ。

 本題に入る前に、触れておきたい話題がひとつ。この直前、りな(森元莉那)がりお(酒井理央)との2ショットにて、彼氏に求めたい要素を指摘した。男らしさと、相手をリードしようとする気持ち。りおからしてみれば、なんとも手痛いところだし、相手になにかを求めるときは、自分からの価値提供もトレードオフになるのが世の約束。ともあれ、それは付き合ってからで、いまはまだりおの頑張りどころなのだろう。ただ、るい(倉田琉偉)を追いかけたい、振り向かせたいというりなの言葉選びから、おそらくの本心は見え隠れしている。りなの意識を向けさせるのに、りおには残された時間が短すぎる。

ゆうた、みせら&ひなたの物理的な“間”で揺れ動く「隣にいるのしんどくなってきたかも」

 話を戻して、件のバーベキューが開戦。すると早々、みせら(久保田海音)が「ゆうたくん、“間”いいですか?」と、物理的な“間”の提案を切り出してきた。無論、ゆうた(西小路侑汰)に対する、自身とライバル=ひなた(田中陽菜)の間に座れ、という意味でしかない。もはや“尋問”と思っていたところで、みせら本人からまったく同じ言葉が出てきたことに笑ってしまったが、煮え切らない様子に限界を迎えているのは、反対側に座るひなたも同様らしい。たしかに、この日のうちに気持ちを決めると、ゆうたは言っていたわけだし。

 ハイライトを挙げるとしたら、次のやりとり。ひなたが「不安なことない?」と優しく顔を向けると、ゆうたは「まだあんま、相手のこと知れてない」。ひなたから再び「不安になっちゃってる?」と心配され、それに「ちょっと」と答えると、横のみせらから「全然? 今日で決まるもんね。決めさせられるようにするわ」と、なんとも男前な切り返しがあった。ポジティブ変換。りお、いま求められているのはこれだ。“みせら姐さん”とでも呼ばせてもらったほうがいいのかもしれない。

 ゆうたの悩みも理解できるし、もう何度も指摘してきたところではあるものの、慣れない『今日好き』の旅。そう多くもない時間で、人生の一大(に思える)決心をするのだから、悩むのも無理はない。それでも、彼がどこの、どんな部分で悩んでいるのか。もっといえば、なにを考えているのか? おそらくは視聴者、そしてなにより女子ふたりに伝わっていないところが、この苦い空気を助長させている気がする。ため息をつく、ひなた。一緒に席を立つ、みせら。それぞれ順に「これ以上、なにをすればいいかわからないね」「隣にいるのしんどくなってきたかも」とこぼしてしまう。

 一方で残されたゆうたは、りお&けんせい(小島健生)のもとに飛び込み、その流れでりおがりなに助けを求めて件の女子陣に偵察を試みるも、結果的に男子と女子が決裂して見える形となってしまった。スタジオの“恋愛見届け人”たちがコメントしていた通り、男子陣が耳につけているカエルのカチューシャが、いまの空気とコントラストすぎる(そして、りお。りなが求めていた“リード”する力とは、ここでりなに助けを求めることではない。またしても……やってしまったか)。

りくと×あやかの“別れ”、もかを巡る板挟みバトルに、みせらから涙の伝播も……

 久しぶりの地獄ムードに、一周回ってもう笑うしかない気持ちにもなってくるが、みせら&ひなたが互いに情報共有をしているあたり、逆にいえば普段以上に“正々堂々”。ライバルにも、しっかりと向き合っているのかもしれない。

 それにしても、なんでこうなんねん。本来ならば同じ“板挟み”繋がりで、りくと(森本陸斗)&けんせいが網の前でもか(代田萌花)を巡ってアピールしあい、誰からも笑顔が見られない記念撮影をけんせいがなぜか提案するという珍シーンだったり。あるいは、たくさんの思い出を振り返り、過ごした時間と相手が大切だからこそ「出会ってくれてありがとう」「絶対、成立してね」と腰を据えて区切りをつけた、りくと×あやか(伊藤彩華)の別れだったり。解説したい部分が、たくさんあったはず。特に後者は、映像編集が本当に見事だったため、本稿では概要の説明に留め、詳細は見逃し配信を確認してほしいと記しておくのだが、本当に見どころの多いオンエアだったのだ。

 そして、やはり戻ってきてしまう、ゆうた×ひなたの行方。最後にはふたりして涙目になりながら、お付き合いをする相手に求めたい条件について話すことに。その様子を、遠巻きに眺めて涙する、みせら。この構図からしてもしや、彼女は可能性がないと思ってしまっているのか? そんなことはない。それでも、みせらの涙がもかに伝播し、その不安が気づけば周囲にも……。ここでティッシュを探しながら「除菌シートで涙拭くってやばいよね」と、微妙な角度から妙な気遣いの心を滲ませていた、りお。味があるなぁ。

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