鳥羽周作がPodcastを新たな発信拠点にした理由とは? 『鳥羽周作のうまいはなし』制作チームと語り合う

“とにかく長く続ける”ことで、金字塔を打ち立てたい
ーー最後に、今後番組をどうしていきたいか、皆さんそれぞれの目標を教えてください。
石井:最初に岡田さんからお話があったように、イベントはやりたいですね。来年の夏〜秋頃に、展開できたらいいなと思ってます。僕としては本気度を試してるとこもあるので。半年でイベントをやって終わりだともったいないので、続けていけるようにしないと。最初にいろいろなことをやりすぎると、うまくいかなかったらやめちゃうんですよ。今後うまくいかないこともたくさん起こるはずなので、それでも諦めずにもう1回やれるくらい、チームワークやリスナーの熱量などの要素が固まってからやりたいです。せっかくやる気があるチームだから、何かしらやった方がいいとは思いつつ、少なくとも1年は必要だと思っています。
岡田:いいこと言いますね。
高井:少しでも長く続けることが僕の目標ですね。番組は必ずマンネリ化する時が来るんですが、そこをうまく乗り越えて長く続けることで、次に繋がっていきます。
小竹:僕も同じです。番組が続いていくことが1番だと思うので、僕らがおもしろがりながら番組を作り続けられたらと思います。
岡田:僕はもともと鳥羽さんのsioの役員で、急成長していくのをずっと見てきました。鳥羽さんが一旦落ち着いたこのタイミングで、新しいホームというか、数字にこだわらずにリスナーやチームが楽しむ土壌を丁寧に耕して、1年後には番組イベント、3〜5年後にはリスナーを巻き込んだフードフェスをやりたいです。ただ旬の料理人やレストランの話題の人が出るだけではなく、リスナーの方が主体となってみんながうまいはなしを話し合うイベントなんて、他にないと思います。
トークも尋常じゃなく面白いですし、鳥羽さんにしかできないことがあると思うんで、この番組でたくさん試したいです。鳥羽さんには、とにかく飽きずに長く続けていただくことが重要です。
ーーみなさんのお話を受けて、鳥羽さんとしてはいかがですか?
鳥羽:いやぁ、いいメンバーに恵まれました。僕としてもこの番組のことはすごく大切に思っているし、大事に育てていきたいです。チームのメンバーとももっと仲良くなって、いろんなことに挑戦したいですね。高井さんが言うように飽きが来ることもあると思いますが、乗り越えられると思います。長寿番組になりますよ。
石井:忙しくなると続かなくなることも多いですが、鳥羽さんにとって番組がルーティンになっていて、これがないと逆につらい、というくらい当たり前になってたら、終わらないと思います。Podcastのいいところは、体や精神的に負荷がかかる深夜の生放送ラジオと違って、無理のない形で続けられること。スタジオだけでなくお店でも収録できるし、時間帯も自由だし、持続可能な媒体だと思います。
鳥羽:この番組では、なにかを成し遂げるというより、長く続けることで金字塔を打ち立てたいです。くだらないことをやってるけど、聴いていて気持ちいい番組にしたいですね。そのためにも、これからもコンビニパトロールを続けますよ。

























