コムドットプロデュース『Creator Dream Fes』の責任者が語る“成功の要因” 「動画クリエイターの格を上げていきたい」というやまとの軸を尊重
CDFを10年以上続くものにしたい
ーー今後も、動画クリエイターが主となるイベントは増えていくのでしょうか。
大友:増えていくと思います。実は、今回のCDFは10年以上続くものにしたいと思って、企画したんです。
ーーそうだったのですね!
大友:僕らとしては、ファッションだったら『東京ガールズコレクション』、音楽だったら『SUMMER SONIC』、そして動画クリエイターといえば『Creator Dream Fes』と言ってもらえるようなイベントに成長させていきたいと考えています。動画クリエイターは、動画での活動が主戦場なので、リアルで会えることに価値を感じるファンの方が多いというのを、CDFを通して改めて感じました。今回のイベントに限らず、リアルで会えるイベントというのは、今後さらに活性化していきそうですよね。
ーーCDFが動画クリエイターの夢の場所になる未来も近いですね。
大友:そうですね。そうなって欲しいですし、そうしたいと思っています! 今回、「ABEMA」だからこそ、ここまでの話題性や熱量を生み出すことができたと思うことがたくさんありました。公演チケットを販売しイベント制作会社を担うCyberE、ABEMA PPV ONLINE LIVEでの配信をプロデュースするOEN、 グッズ企画/制作のABEMAコマース局とeStream、などあらゆるセクションのプロフェッショナルが集まり、発足された今回のプロジェクトチームだからこそただイベントを受身に制作運営するだけではなく、 「絶対成功させる」というみんな同じ目線でやり切ることができて、やまとさんが話していた“軸”や、彼らの熱量をみんなで共有し、東京ドームという大規模会場イベントが実現できたんだと思います。 こうした全てをワンチームでイベントを製作できるのが我々の強みなんだと改めてこのイベントを通じて感じました。
ーーワンチームで作り上げたからこその熱量だったのですね。
大友:はい。いい事例を作ることができたので、よかったです。ただ、CDFを10年以上続くイベントにするのは、この第1回目がとにかく大事だと思っていました。僕はとにかく質の高いイベントを実現することに重きを置いていました。
ーーその“軸”がやまとさんと共通していた、と。
大友:そうなんです。やまとさんもおっしゃっていたように、「動画クリエイターのイベントってこんなもんか」とは言われたくなかった。だから、本番日の二週間前くらいに、リハーサルの場として幕張メッセを借りるなど、トップアーティストと同様の準備を行ってきました。その結果、こんなに熱量のあるイベントを開催することができた。この先、続けていく予定のイベントの第1回としては、ふさわしい出来だったなと思っています。
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