ソロキャンプ系女性YouTuber・miiが語る“ひとり行動の源流” 「USJにはひとりでよく行った」

ソロキャンプ系クリエイターのひとり行動の源流

 キャンプ、食べ歩きのジャンルで人気を博している女性YouTuberのmii。メインチャンネルの「mii camp」では、徒歩でのソロキャンプ動画を配信し、サブチャンネルの「miiの休み時間」では食べ歩きや旅行の動画を配信している。両方のチャンネルの登録者数は共に20万人を超えており、レッドオーシャンのキャンプ・食べ歩きというジャンルでひときわ輝きを放っている。

 クールな雰囲気のmiiはどのようにキャンプや食べ歩きを楽しみ、動画を作っているのだろうか。今後の展望も含めて話を聞いた。

30kgの荷物を背負って「徒歩キャンプ」に挑む

ーーまず、キャンプをはじめたきっかけを教えていただけないでしょうか。

mii:知人と一緒にキャンプに行ったときに「めっちゃ景色いい!!のんびりした時間すごい!」と感動したんですね。わたしは虫が苦手で外に出るのも好きではなかったんですけど、「自分1人でキャンプができたらいいな」と思ってソロキャンプを始めました。

ーー大きな荷物を背負い、キャリーケースを引きながらキャンプ場に向かう「徒歩キャンプ」の姿が印象的です。なぜ、徒歩キャンプのスタイルを選んだのでしょうか。

mii
mii

mii:車を運転するのが怖いんです(笑)。それだけの理由です。

ーーそうなんですね……! 荷物はどのくらいの重さがあるのでしょうか。

mii:荷物は30kgあります。でも、普段から筋トレをしているのでキャンプ場に持っていくことはそれほど大変ではないんです。数年前からウエイトトレーニングをしていて、ベースの筋力があるので、荷物を持ちながらの移動も大丈夫なんだろうなと思います。

ーー疲れにくいのでしょうか。

mii:キャンプに行ったあとはすごく疲れてしまいます。あまり歩いてなくても、家に帰ったら体が動かなくなります。よくわからないんですけど、キャンプの疲労感は筋トレでは解消できないみたいです(笑)。

ーー徒歩キャンプの場所の決め方を教えてください。

mii:家から4時間以内のキャンプ場を選ぶようにしています。あとは、交通機関を降りてからキャンプ場まで歩いていく時間は30分以内にしています。

ーー交通機関を使うとなると事前の情報確認も重要になりそうですね。

mii:はい。キャンプ場を選ぶときは、しっかり情報を調べるようにしています。電車の乗り換え回数などが決め手になります。

ーーキャンプ場のあるような山や川に近い場所だとバスの乗り継ぎも大変な気がします。

mii:2時間に1本しかバスが来ない地域もあります。うまく乗り継ぎができなくて、タクシーを使わないといけなかったときもありました。そのときは結構お金がかかってしまって……。

ーー苦い思い出もあるんですね。

mii

mii:そうですね。でも、最後はキャンプをやって終わっているので(笑)。ソロキャンプをやっていて、豪雨に見舞われたり、怖い思いをしたりしていますが、無事キャンプを終えたときは「よし、達成した!」って感覚になります。

ーー「miiキャンプ」の魅力のひとつにグルメがあると思います。キャンプ場で食べるメニューはどのように決めているのでしょうか。

mii:キャンプに行く前日に「食べたい!」と思ったものを食べるようにしています。たとえば、冷やし中華を食べたいと思ったら、冷やし中華を作りますし、天ぷらを食べたいと思ったら天ぷらを作ります。

ーー初期の動画ではキャンプ飯を作っていたように思えますが、いかがですか。

mii:最初はキャンプ飯のレシピを参考にしていたんですけど、メニューに限りがあるんですよね。自分が好きなキャンプ飯は食べ尽くしてしまったので、いまは普通の料理もしています。

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