YouTubeの先駆者、MEGWIN TVの運営チャンネルが人気に 低迷後の復活劇に注目集まる
2023年4月26日、YouTubeの先駆者としても数えられるMEGWIN TVがチャンネルを更新。新しく設立したチャンネルの登録者が、17万人を超えたことについて発表した。
MEGWIN TVは、YouTube黎明期にヒカキンなど有名クリエイターと同様の知名度を誇っていたYouTuberだ。アカウントが設立されたのは2006年で、現在の登録者は93万人。過去には100万人を超える登録者がいたが、2018年12月に退職したメンバーからパワハラを告発され炎上し、一気に登録を解除する人が増えてしまった。炎上騒動については両者が和解して解決しているものの、まだ完全回復には至っていない。現在は、再生数も数千〜1万回ほどと伸び悩んでいる。
今回の動画では、MEGWIN TVが「ガチャ丸のガチャる日和」という別チャンネルの運営を実施していることと、17万人の登録者を獲得したことについて報告。「ガチャ丸のガチャる日和」は、ガチャガチャに関する動画を投稿しているチャンネルで、ショート動画をメインにしている。MEGWIN TVはナレーションのみの出演となっているが、今まで投稿された動画のなかには500万回の再生数を超えるものも複数存在しており、注目を集めていることが伺えた。
動画内では「こういうのを皆さんに告知できるっていうのは嬉しい」と、ガチャ丸のガチャる日和が軌道に乗ったことを喜んでいる様子。先駆者としてYouTubeを支えてきたMEGWIN TVだが、炎上や時代の流れもあって人気は低迷していた。しかし、愚直に活動を続けた結果、確実に結果はついてきている。
今後、ガチャ丸のガチャる日和だけでなく、MEGWIN TVが他のチャンネルでも同じように成果を出す日は近いかもしれない。実際、今までチャンネルの方針を変えたことで、いわゆる“オワコン“の状態から抜け出したクリエイターは何人かいる。例えば、男女のYouTuberとして活躍していたヴァンゆんは、再生数が伸び悩んだことでエンタメからコントチャンネルへの方向転換を実施。その後、活動休止はしてしまったものの、再生回数は持ち直していた。
ヴァンゆんなどと同じように、世の中のトレンドや需要についてリサーチを行い、マッチする動画を投稿できれば、MEGWIN TVがかつてのような人気を取り戻す可能性は十分にあるだろう。これからも彼の活動内容について注目し、さらなる復活劇を見ることはできるのか注目していきたい。
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