スーパーマリオに関するYouTube動画の再生数が1000億回を突破 ヒカキンのビートボックスなどが有名
Google が、スーパーマリオに関するYouTube動画の視聴回数が1000億回(*1)を突破したことを発表した。これは、世界中の人が1人当たり10回以上、マリオの動画を視聴していることになるという。
現在、世界中に2000以上のマリオに特化したチャンネル(*2)がYouTube上に存在している。マリオのコスプレをしたり、マリオの世界を現実で再現したり、ストップモーションアニメを作ったり、クリエイターは多様な形でマリオを現実世界で表現している。アートや料理、メイク、ネイルアート、音楽、そして結婚式まで、多岐にわたる。これらのコミュニティは、ゲームプレイだけでなく、さまざまなクリエイティブな動画で、YouTubeの初期からマリオ愛を表現してきた。ヒカキンの2010年に大ヒットした動画も、マリオのテーマソングをヒューマンビートボックスしたものだった。
実は、マリオ関連動画の視聴回数1位の国は日本を僅かに抜いて米国で、米国での人気の高さを示す結果となっている。さらに、日本以外の国が8割を占めており、日本が生んだマリオは、世界中で愛されているキャラクターであることがわかる。
また、日本ではさまざまなマリオに関する動画のなかで、『マリオメーカー』の人気が高いことが特長の一つにあげられる。クリエイターが作成した難関コースに、別のクリエイターが挑む様子がよく見られる『マリオメーカー 2』の動画の60%以上は、日本で視聴されている。
スーパーマリオシリーズに関する動画のアップロードは年々増加しており、昨年は過去最高を記録した。これまでにスーパーマリオシリーズに関する動画をアップロードしたことがあるチャンネルの数は、200万以上( *3)にのぼり、今も20秒ごとに1本(*4)のペースで、誰かが動画を投稿している。
*1. YouTube data, Global, Lifetime
*2. YouTube data, Global, 2022年 - 2023年
*3. YouTube Data, Global, Lifetime
*4. YouTube data, Global, 2022年1月1日 - 2023年3月14日