日本一のボディビル男子、ド直球な告白はどうなる?「一緒に行きたいです、どこへでも」『今日好き 卒業編2026』4話

『今日好き 卒業編2026』4話

 2月16日よりABEMAにて放送中の恋愛リアリティショー『今日、好きになりました。卒業編2026』(以下:今日好き)。現役高校生たちが3泊4日の修学旅行に飛び出し、運命の恋を見つける同番組には、時に甘酸っぱく、思わず胸がキュンとするような青春と恋模様が溢れんばかりに詰まっている。

 以下より、3月9日に公開された4話(15分拡大スペシャル)から見どころを紐解いていく。細かなネタバレもあるためご注意いただきたい。

さわ、砂漠ではるとに想い伝えるも……? 相合傘を描いて「これが、私の気持ちです」

 『卒業編2026』の旅も、今週を含めて残り3回。しかも、このタイミングで2度目の15分拡大スペシャルを挟むということは、間違いなく“山場回”であるーー。

 まず振り返りたいのは、とき(中村駿希)×さわ(紗和)の2日目夜の会話。その前談として、彼女が女子陣でのサンダル飛ばし対決に勝利し、はると(今井暖大)と繰り出した砂漠でのドライブデートの模様に触れておきたい。

 転倒すると軽く命の危機を感じそうなためという、まったくドキドキしない理由から生まれた手繋ぎで、一緒に砂の山を登るはると×さわ。本当にこの登山が勝利のご褒美なのか? はたまた、はるとの履いているデニムのフェード加工があまりに砂漠の色と同化しているのだが? と、諸々のツッコミを入れたくなるこの状況。それでも、さわにとっては大好きな相手と、念願だった特別なデートである。目の前の砂に「S」「H」と、お互いのアルファベットを刻むと、ブーツをショベル代わりに相愛傘まで落書き。「これが、私の気持ちです」と、健気に気持ちをアピールした。

『今日、好きになりました。卒業編2026』4話より

 が、この2ショットの終わり際。ふたりで過ごす時間を「楽しいんだけど、俺が求めてる彼女っていうのが……“ドキドキしてたい”みたいな気持ちがあって」と、恋愛方面での展開を意識はしてみたものの、あくまで“友だち感”の方が強かったと詳しくレビューされてしまう。いつかの予告映像で流れてはいたが、さわの表情は徐々に曇ること……。

『今日、好きになりました。卒業編2026』4話より

 その後、はるとから自身の恋をサポートすると宣言され、とりつく島がなくなったさわ。強調しておきたいのは、残り2日半を残したタイミングで判断をしたのは、彼なりの優しさにほかならないだろうし、なにより「あんま……」と言いかけたところで言葉を止めるなど、本心を隠して慎重に言葉を選んでいた様子のはると。途中、言葉が詰まりかけていたところも、彼が“オブラート”というものを知ってるがゆえ、だったと思う。

とき、さわの素顔を全肯定 「恋愛対象で見れないっていう人、よくわからんのよね」

 本題はここから。もはや恒例行事のため修飾語の説明は不要かと思うが、波乱のバーベキューである。今回注目したいのが、とき。この3週間、別ペアに焦点を当てたダイジェストを執筆してきたため、彼についてなんとか言及しようとしてきたものの、文字数が足りなかった。だが、さすがに今週は言及したい。高校3年生。今回の旅が最初で最後の男子。稀代の色男こと、ときである。

 前述した“とき”との会話直前。もはやカメラを忘れたと言わんばかりに、とき×ゆあ(小林ゆあ)がお揃いのキーホルダーを「チャ~ン!」とふざけた効果音で見せ合うことしばらく。平日夕方のファミレスを思い出す光景だが、クールなビジュアルをしていながら、こうしたおふざけにも付き合ってくれるのも彼のよいところ。本来は年下であるはずのゆあから強気なコミュニケーションで攻め込まれ、「(私って)素直っぽくね?」と、性格に裏表がないことをラフな言葉遣いで確認をされるあたりも含めて、本当に“味がする”やりとりばかりを見せてくれる。

 すると、ときの誘いで、さわとも手合わせをすることに。「おなシャス」というラフな挨拶から始まったこの会話。初日の夜、彼女の“場回し力”で、宿泊先で男女交えての恋愛トークをしたときから「面白い」と感じていたらしく、ぜひ話してみたかったのだという。

『今日、好きになりました。卒業編2026』4話より

 ただ、いまのさわに「面白い」は禁句だ。それは彼女のアイデンティティでありながら、それゆえにはるとから先ほど、実質的にフラれたに相違ないのだから……などと考えていたところ、むしろこの話題で正解だったらしい。さわから「面白い子すきなの?」と聞かれた際、ときは「そりゃ、嫌いな子おらんでしょ」と即答。「思うのがさ、“恋愛対象として見られるのかな?”みたいな感じ」と返されても「友だち感が強いけん、恋愛対象で見れないっていう人、よくわからんのよね」と、迷いない言葉でさわのありのままを認めてくれた。

 無論、“ガン刺さり”である。乱暴な論説だが、さわの構成成分を面白さ/かわいさの50%ずつで割ったとして、自身の半身を認めてくれたということ。もっといえば、いま最もほしかった言葉を投げかけてくれたのだ。それも、無自覚に。この直前、さわは同じ話題をけいすけ(中村圭佑)にも投げかけていたが、ときはゆあとのキーホルダーの見せ合いに夢中だったため、さわに関する事前情報は掴んでいなかったに違いない。本当にフリースタイルで出てきた言葉だったのだ。

『今日、好きになりました。卒業編2026』4話より

 それにしても、こんなにど直球で“メロ”な言葉を突き刺してくるとは。思わず“こんなにうまくいくことある? 誰かが筋書きを考えている?”などと尋ねたくなってしまうものの、すべては“とき”の人柄のおかげにほかならない。もしカップル不成立だったとして、高校3年生ということで、もう『今日好き』の旅には参加できないのか? お前には、後がなさすぎるよ。頼む、カップル成立してくれ……。

 ちなみにこの話にはオチがあり、さわは3日目時点で、ときではなく、けいすけの存在が気になると漏らしていた。今回の次回予告を観るに、ときの方もまた元鞘に収まると言わんばかりに、最終日に向けてゆあと再び関係性を築いていくらしい。さわとの会話は、我々視聴者側が夢見た一夜の出来事だったのかもしれない。

いおう、散るーー人生初の手紙で宣言した「僕は、明日の朝、あやなさんに告白します」

 今週触れておくべき話題が、もうひとつ。前回の次回予告で打ち出されていた、とあるメンバーの“フライング告白”について。

 2日目終了時、メンバーに伝えられた、3日目以降は旅の期間中、全員がいつでも告白できるという追加ルール。この流れを受けて、翌朝の女子部屋でいおう(榎田一王)が本人不在ながら「(昨晩にやたら)落ち込んでいた」「テンション低かった」や、もちろん冗談混じりだが「(前回の旅で)フッたよね?」「だってそうじゃない?」と散々に心配イジられしていたあたりから察していたのだが、フライング告白をしたのは、まさに彼にほかならない。

『今日、好きになりました。卒業編2026』4話より

 自身がイジられているとも知らず、女子部屋のドアをノックした、いおう。連れ出すのは言わずもがな、あやな(葛西杏也菜)である。先ほどの女子部屋でも話題になっていたように、前日のバーベキューにてあやなの気持ちがりょうすけ(曽根凌輔)に傾きつつあると伝えられ、意気消沈、空回り状態だったのは女子陣にも周知の通り。彼女自身もまた恋愛的な価値観のすり合わせをすべく、いおうと再び会話を深めたいと気持ちを切り替えたところで、彼が部屋を訪ねてきたというのがここまでの流れだ。

 さて、いおうはこの場面で、気持ちを整理して人生初の手紙をしたためてきたとのこと。「葛西杏也菜様へ」の導入にはじまり、昨日のバーベキューなどで悔しい想いを感じていたこと。あやなから指摘された通りで、元気すぎたのは彼女との再会がうれしすぎて、思わずハッチャけすぎてしまっていたことなど、ここまでの“答え合わせ”がなされていく(かなり納得のいく理由だった)。

 そして、最後に書かれていたのは「僕は、明日の朝、あやなさんに告白します」ーー明日の朝、つまりはいま、この瞬間だ。

 「あやなさんのことが好きです。一緒に行きたいです、どこへでも」。いおうの告白は、最後までストレートだった。が、あやなの心境としては先ほど記した通り。恋愛的な価値観のすり合わせをしていきたい。この2ショットも、いおうから手紙を読んでもらったのみで、あやなはまだ聞きたいことも、知りたいことも、知らなきゃいけないこともたくさんあるはず。言い換えれば、まだ時間が必要のひと言に尽きる。あくまで筆者の考えに過ぎないわけだが、実際にいおうからの告白後、あやなも同様の気持ちをやや困惑した表情で語っていた。

『今日、好きになりました。卒業編2026』4話より

 結果、本当に残念ながらカップル不成立。ただ、今週のオンエアが終わるまでに、3点ほどの救いが。まずは、なんともあっけなく終わってしまったものの、あやながいおうに振り向く可能性がゼロではなかったように見えたこと。やや時期尚早とはなったが、もし特別ルールが発動し、いおうがこのまま最終日まで継続参加できていたとしたら、彼女は色々と考え直したかもしれない。少なくとも、そんな表情には見えた。

 2点目に、かつての“推し”であるひなの(瀬川陽菜乃)から「ひと足先に、卒業おめでとう!」と、清々しく送り出されたこと。現在はよき友人であることを願いたい。そして3点目に、前述の女子部屋にて、メンバーの枕元のベロア生地(関西方面に向けてわかりやすく書くと、阪急電車のシートと同じ素材である)に、「さわ♡」と大きく指でなぞった跡が残されていたこと。あまりに高校生というか、微笑ましすぎたので、犯人にはぜひ挙手していただきたいところだが?

 いおうは散ったが、オンエアとしては湿っぽくなりすぎなかったのが彼らしい。その想いを継いで、りょうすけにはぜひとも、ひなの&あやなの間で悩み抜き、納得のいく答えを出してもらいたいものだ。

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