憧れる、けど簡単には買えない「防音室」……導入したVTuberたちの“リアルな声”が話題に

Xを中心としたSNSで、室内設置型の防音室が話題になっている。火付けになったもののひとつが天瀬モモのこちらのポストだ。
これまで2年半、ヤマハの防音室をレンタルしておりましたが、今回引っ越しに伴い、OTODASUの防音室を購入しました。https://t.co/nHihFHOFbl
まだ組み立てたばかりで本格的な検証はできていませんが、いったん現時点で答えられる範囲の質問に答えていきます。
◆値段は?
税込価格…— 天瀬モモ💘🍻3/4(水)3Dお披露目🎉 (@amasemomo) February 17, 2026
写真を見ると、室内はかなり広々としているのがわかる。使用しているのは簡易防音室の『OTODASU™Ⅱ DEKA FAN・吸音材あり』で、天瀬モモのポストによると税込価格 378,840円とのこと。この投稿への反応を見ると、自分では買えないけれども、ちょっと気になっているもの、ほしいものとして注目していた人がかなり多いようだ。
これがトレンド入りしたのをきっかけに、同業であるVTuberから配信者、ミュージシャン、声優などが自身の防音室の写真を投稿する流れができあがった。
☾ ໋
防音室がトレンドに入っていますね。
友人に独房?と言われたミニマリスト気味Vの
一人暮らし部屋がこちらです。セカンドハウスではないです。 pic.twitter.com/Fdk816oOaD
— 天羽衣 🩵 ななしいんく (@Amaui_) February 18, 2026
防音室が話題らしいので…!
中身がかわいい防音室に
こだわってます( *˙ω˙*)و2.5帖のYAMAHA セフィーネです…✨
本当にお世話になっている…!(防音室の写真結構前の写真だから
撮りなおしたいなぁの気持ち…!!) pic.twitter.com/cEyAaheRZ6— 春霞みぃな🐈🌸個人Vtuber (@milina0723) February 18, 2026
なんか今防音室が話題らしい‼️
ももせの防音室はこんなカンジ‼️͈ᴗ̀ ̫ᴗ́ ͈
秘密基地みたいでかっこいいでしょ🐈⬛ pic.twitter.com/RxODyn42LY— 百瀬もあ🐈⬛🎀🤍@3/14新モデル公開 (@m0s3_nyan) February 18, 2026
防音室を使っている活動者たちの写真がバンバン投稿され、「こんなにみんな防音室を持っているものなのか !?」と驚く人が続出していたのが印象的だ。なかには防音室を自作している人たちの投稿もあり、その遮音・吸音技術のノウハウ共有も話題として広がっている。
Vtuberの防音室のお写真が流行ってるみたいなのでぼくも...🚪
完全自作DIY防音室です....
入った瞬間全部の音が吸収されるのがポイント☝🏻
(扉作るのめんどくさくてまだ作ってない) pic.twitter.com/azPkj6j1F0— 祈祷 (@inr_prayer) February 18, 2026
防音室が話題らしいので便乗…
防音室買えないから
ウォークインクローゼット内に作った
自作防音スペースです🚪壁面に穴をあけない作りになってます pic.twitter.com/e6WUNIOeZt
— 狐白しろ🦊❄️🔔@けだま (@shir0_kohaku) February 19, 2026
えっ何!?防音室の話題!!?(久々に乗れそうな流行りが来て前のめり)
ホムセンの2x4材と合板材で
軽量鉄骨アパート1階の6畳間に3畳の防音室を建てて使ってたよ
部屋の対角にそれぞれ吸い込みと吐き出し用の換気扇を付けて部屋外のエアコンを点けることで
”手作りなのに空調が効く”というこだわり pic.twitter.com/VpNBs8H157— ミウラクマ🐻🎚@歌う獣頭人身V (@MiuraKUMA_KMD) February 18, 2026
防音室が話題に上がってるらしいので!
私が今使ってる、自作した防音室見てほしい✨️DIY初心者&将来の引越しを想定して、
木材を使わない作りにしました🙋♀️通常買うと30万↑かかるけど、私の場合は8万位だった!
クレームも来てないし外の音も入ってないよ✨️ pic.twitter.com/HWrar0mOux— 小鳥遊波音🔯🎮ゲーム大好きVtuber (@hanon_TN) February 19, 2026
私は初めてのDIYで5ヶ月かけて建てた自作の防音室✨
blenderで設計してジグソーで扉をぶち抜いて壁と屋根はめて組み立て!
ちょっとした電話の声で苦情が来るレベルのお家だったけど、スピーカーでどんちゃんしても3Dで飛び跳ねても歌枠しても全く苦情来なくなった!⸜(*˙꒳˙*)⸝
予算は5~6万円! pic.twitter.com/6Ai8KVv4ek
— 冰波すい|Hinami Sui (@Hinami_Sui) February 19, 2026
この流れの中で、様々なジャンルで活動する人の防音室の状況をSNSで見ることができたが、中でも目立ったのは、VTuberの防音室事情だった。VTuberにとって防音は、切っても切り離せない問題のひとつだろう。
VTuberにとって死活問題となる“防音問題” 配信中の声を防ぐための様々な工夫
多くのVTuberが悩む「防音問題」。特に多くの配信者が考えるのは、普段の話し声をどこまで小さくできるかだろう。配信のゴールデンタイムは大体の場合が夜から深夜だ。近隣の住民が寝静まっている時間帯だからこそ、防音にはことさら気を使うことになる。
加えてVTuberの場合は、声による「身バレ」も致命的だ。完全に音をシャットダウンするのは物理的に難しいとはいえ、できるだけ外に音が聞こえないようにする工夫は、活動の上で必須になってくる。
人間の話す声は一般的に60dB(デシベル)と言われている。ささやき声だと30〜40dB、大きな声で80dB、叫び声になると90dBになる。衣服が擦れる音が40dBなので、ここまで下げることができれば、ほぼ周囲からは気にならないレベルになると言ってもいいだろう。
先程話題に出ていた『OTODASU™Ⅱ DEKA FAN・吸音材あり』は、マイナス30dBの減衰効果が期待できる(Dr‐30)という記録が公式になされている(※1)。またヤマハが手がける防音室『YAMAHA セフィーネ』は単体遮音性能Dr-35と公式に記載されている(※2)。
そして、島村楽器の防音にまつわるコラムでは、「防音室+家(部屋)=遮音性能」という計算式を出している(※3)。
OTODASUを使用してDr-30、普通の家の壁でさらにDr-30だとしたら、30+30=Dr-60。配信の際に80dBの大きな声を出し続けていたとしても、漏れる音は20dB程度になり、ほぼ聞こえないと言っても問題ない音量まで下がる。VTuberやストリーマーの場合は熱のこもった会話をしたり、普通より大きなリアクションを取ったりすることも多いであろうから、このくらいの遮音性能が欲しくなるのもよくわかる。
防音室が話題なのでわたくしの防音室もみてみてっ🙌🏻
真夜中に弾き語りがしたくて
意を決して購入した防音室です.ᐟ.ᐟ夜中の4時でも
ギターもピアノも弾き放題.ᐟ.ᐟ pic.twitter.com/GsfSBHBH9v— 水沢オペラ🎶💎@3D企画でフォロワーさん2000人目指し中❣ (@mizusawa_opera) February 18, 2026
VTuberの中には歌を歌ったり、楽器演奏をする人も多い。そうなるとさらに、しっかりとした防音室が欲しくなるだろう。先程の島村楽器のコラムによると「楽器の音量は、バイオリン85dB、クラリネット90dB、ピアノ95dB、トランペット100dB」とのこと。熱唱している状態での歌の場合は80から90dBが一般的だ。ピアノ弾き語りの場合は大体95~100dBなので、ピアノまで入る大型かつ高性能な防音室が必須になるだろう。
防音室が話題なので自作の防音室を上げます
材料10万以下でおそらくとんでもなく防音してます甘舞のあの声を押さえつけれるとおもえばいいです。動画見たらわかるっす‼️ pic.twitter.com/xJNIjUyoGe— 甘舞しゅがー@Twitch🍫 (@SuG_fighter) February 19, 2026
防音室を自作する場合は、遮音だけでなく吸音も非常に重要だ。甘舞しゅがーのポストでは、遮音材を敷き詰めた防音室をDIYで組み立てた後、さらに吸音材を壁全面に貼り付けて音を吸収している。どのくらい防音できているかを動画で見せてくれているので、こちらもぜひチェックしてみてほしい。ヘビーメタルの曲を爆音で再生しているこの実験動画では、特に防ぎづらい低音も他の部屋に漏れることはなさそうなくらい防音されているのがわかる。




















