大量のバイクを積んだコンテナ開封動画が急上昇入り　オリラジ・藤森が一目を置くバイク好きの”横兄”とは何者？

　登録者数20万人（2022年12月時点）を超えるYouTubeチャンネルであるガレヨコ『GARAGE YOKOHATA』の最新動画が急上昇にランクイン。当チャンネルが視聴者から支持される理由を紐解く。

　12月21日に公開された、「『馬場ちゃん参戦コンテナ開封第四弾#2』馬場ちゃんも釘付け？スペシャリストよこにーが持ち帰ってきた名車とは？」は早くも31万回再生を突破。第一弾は41万回再生と、従来の動画よりも高い再生回数が記録されている。

　「今回のコンテナには目玉が3台あります」と語った横兄。コンテナの中からは「SUZUKI GS425L」や「HONDA HAWK2」、「KWASAKI KZ1000 MK2」などが登場した。特に「SUZUKI GS425L」が登場した際は、「6000マイルしか走っていないんですよ。後ろにアメリカのキャリアやシーシーバーをつけて、今後はバシバシ乗ろうと思ってます」と状態の良いバイクをカスタムすることを想像し、心躍らせていた。メンバーはバイクのあまりの豪華さに「夢のコンテナ」と称して、嬉しげな様子を見せた。

　今回フォーカスする「横兄」は、YouTubeチャンネルであるガレヨコ『GARAGE YOKOHATA』（以下ガレヨコ）の運営者。旧車専門店を20数年営んでおり、培った知識をもとに数多くの車、バイクを紹介している。加えて、バッドボーイズ・佐田正樹のYouTubeチャンネルにおけるレギュラーメンバーであり、オリエンタルラジオ・藤森慎吾のバイク系の動画にも度々登場している。公開されている動画も一貫して乗り物に関するものとなっていることに加え、昭和に名を轟かせた名車を中心に取り上げている。今回開封されたコンテナに入っていたバイクたちも、そんな熱意と業界経験がある横兄だからこそ手に入れられた代物と言えるだろう。

　ジャンルの細分化が進む近年のYouTubeにおいて、車やバイクといった乗り物を取り扱うモトブログは、男性を中心に注目を集めている。そのため、最近は多くのチャンネルが立ち上がり、ある種競争の激しい界隈とも言えるだろう。

　そんな中、ガレヨコは登録者数と同等か、その倍近くの再生回数を叩き出すことも少なくない。ここには、横兄を始めとするメンバーの情熱と友情が織りなす展開が隠されているのではないだろうか。

　基本的に昭和の名車を取り扱うガレヨコ。そのスタイルは一貫しており、上げられる動画はどれも旧車を好む人達に刺さるコンテンツとなっている。加えて横兄の知識はもちろん、他の出演者から放たれる「旧車への愛」は本物。本当の旧車好きが、旧車に詳しい横兄の周りで楽しんでいる、いわば「趣味を突き詰めた雰囲気」は、画面の向こうで同じ趣味を持つ人達の感情とリンクしている。

　今後は一つのジャンルに対しての深さ、さらにその深さに共感できるメンバーが作り出す空気感が視聴者に刺さる、ガレヨコのようなチャンネルがより多くの支持を集めるだろう。