「光」で髪の毛を乾かす？　“2023年ヒット予測”にも選ばれたドライヤー『Zuvi Halo光ヘアケアドライヤー』とは

実際に1週間ほど使ってみてのレビュー

　使い方はとても簡単。電源ボタンを上に動かすと、中心が緑色に光り、強い風が出てくる。1週間ほど毎日『Zuvi Halo』を使用してみた。

・低温だけど、パワフルでしっかり乾く

　まず初めに電源を入れて驚いたのが、想像以上に温度が低めだったこと。普段使っているドライヤーより低温だったため、「これで髪が本当に乾くのか」と疑問にも思った。しかし、最も風量が強い「FASTモード」で実際に髪に当ててみると、8分〜10分ほどでしっかりと乾き、“ドライヤーは熱い風”という常識が覆った。従来のドライヤーは、一箇所に当て続けると熱くなってしまい、髪にダメージを与えてしまう。一方『Zuvi Halo』は、低温で乾かすため、髪や頭皮に持続的なダメージを与えなくて済む。

・髪がしっとりまとまる

　写真は4日間ほど使用してみた後の髪の毛の様子だ。艶もあり、毛先までしっとりとまとまった。起床時もブローで髪がすんなりとまとまり、癖が抑えられるように感じた。アウトバストリートメントをつけて乾かすと、より艶のある髪に仕上がる。

　続いて、気になる点についても少し触れておきたい。

・モードの使い分けには使い込んでいくことが必要

　『Zuvi Halo』には髪質や用途に応じて様々なモードがあるが、速乾性を重視した「FAST」モード以外はそこまで差がないように感じた。ただ、上述したようにそれぞれの特徴を持っているので、モードによる変化を感じたい人は使い込んでいくことが必要になる。

・比較的重くて場所をとる

　重量は534g（ケーブル含む）と、500mlのペットボトルよりも少し重めだ。他の高級ドライヤーと比べると比較的軽い製品にはなるが、ずっと片手で持って使用していると少し重いと感じる人もいるかもしれない。また、本体を折りたたむことができないため、洗面所が狭い場合は収納場所に困ってしまうかもしれない。

　『Zuvi Halo』は39,600円（税込）と、ドライヤーとして決して安くはない価格だが、毎日使っていれば髪質改善に期待できそうだ。コードレスモデルも展開されているため、リビングや自室だけでなく、場所を問わず使用したい方にはそちらが便利だろう。

　「光」で乾かすという新しいテクノロジーを持ったドライヤーもうまれ、どんどん進化しているドライヤー業界。好みは個人のライフスタイルにもよるが、髪へのダメージを抑えながら乾かす時間を短縮したい人には、ぜひ『Zuvi Halo』を体験してみてほしい。