カメラ初心者がSIGMAのレンズを選んだ理由 「ちょうどいい」と感じたポイントとは?

カメラ初心者がSIGMAのレンズを選んだ理由

 7年ぶりくらいにミラーレス一眼カメラに買い替えた。今までは一眼レフカメラを使っており、気に入ってはいたが、その重さと携帯性の悪さだけがネックとなっていたのだ。しかもズームレンズはほとんど使わないため、もっと手軽に使えるレンズも探していたところだった。

 そこでミラーレス一眼カメラを購入時に、家電量販店の方におすすめされたのがSIGMAの18-50mm F2.8 DC DN SEマウント用のレンズ。価格は73,150円(税込)で、ボケも綺麗に表現できることと、最短撮影距離が短いのが魅力的で購入に至った。

最短撮影距離は12.1センチ。柔軟な撮影ができるSIGMAのレンズ

 これまでSIGMAのレンズは使用したことがなかったが、ミラーレス一眼カメラのソニー『α6400』を購入したことでそれに合うレンズを探していた。

 といっても筆者はカメラにそれほど詳しくないので、α6400のレンズキットセットを買おうとしていたところ家電量販店の方にSIGMAの18-50mm F2.8 DC DN SEマウント用のレンズをおすすめされた。

 SIGMAとしては初となるAPS-Cサイズミラーレス専用ズームレンズで、35mm判換算で27-75mmの使いやすいズーム域。遠くのものを鮮明に撮れるわけではないが、物や人物の撮影、日常生活の風景撮影にはちょうどよく感じるズーム域だ。

 最短撮影距離は12.1センチで最大撮影倍率は1:2:8のため、被写体に自由に迫った撮影ができる。以前使っていたカメラでは被写体と近いとピントが合わないことも多く苦労することもあったが、SIGMAのレンズではそういったことはまずない。被写体の細部まで鮮明に映すことができるのはかなり面白い。子供の撮影時には、まつ毛の1本1本まで美しく捉えることができた。

 また、ズーム全域でF値が変化しないF2.8通しの明るさで、カメラ初心者でも簡単にボケを表現することができる。仕事で物を撮るシーンはもちろん、風景写真の撮影、人物の撮影時にも苦労せずに美しいボケ表現ができる。それでいて、ピントを合わせた部分はシャープな描写ができるのも助かる。

 ステッピングモーターを使用したAFも、静止画だけでなく動画撮影にも最適だ。音も気にならないほどの無音で、撮影に没頭できる。

関連記事

インタビュー

もっとみる

Pick Up!

「コラム」の最新記事

もっとみる

blueprint book store

もっとみる