『ドラ恋~Kissing the tears away~』ナナ(織田奈那)が最年少男子をキスシーンで翻弄 番組初「継続メンバー」も

『ドラ恋~Kissing the tears away~』1話レビュー

 オーディションの結果、主演の座を勝ち獲ったのはルイ×ナナのペアだった。澤田先生は「2人が一番、このドラマの中での男女の関係性、2人で作る空気感ができていた」と講評していたが、何だかドラマ内で男性側が途中まで見せる曖昧さ、煮え切らなさ、優柔不断さ、それを振り払って彼の本音をグッと引き出す女性側の強さや覚悟が正にこの2人にピッタリだ。

 主役抜擢後、思わず喜びが込み上げるナナは「(ルイに)好きになってもらいたいけど、振り向いてもらえなかったらただただ辛くなっちゃうなって。でも好きになってもらえるような演技とキスシーンをしたいと思います」と意気込みを語るが、この言葉通り、彼女のあまりに男前な一面が本番前に見られた。有言実行すぎてカッコいい。

 一方、アユリはキスシーンきっかけにルイの気持ちが固まってしまうのを不安視しているようで「自分に今できることがないのが悔しい」とこぼす。前シーズンでも、好きな人が他の女子メンバーとかぶっていたアユリだったが、心中穏やかではないだろう。

 本番前「このままだったら(お芝居で)泣けない」とこぼすルイに、「私のこと好き?本当に?」と役になぞらえながら重ねて聞くナナはとても魅力的だった。「“本当に?”っていう台詞はないでしょ?」と聞き返すルイに、彼女が一気に踏み込んだ一言を言う。「本当に好きじゃなくても、大好きって思え。私も好きだから」。ナナの男前さ、急に顔を覗かせた大胆さ、ドキッとするギャップが詰まっていて最高だった。きっと知らず知らずのうちに人を“魅了する”側になることが多いであろうルイが、ナナに一気に引き込まれる“形勢逆転”が見られた瞬間だったように思える。

 本番終了後、「がんばったね」と声を掛けながらルイの膝を撫でるナナは「役そのまんまって感じだね」とこぼすが、ルイから自分への気持ちは確認できたのだろうか。

 その後ナナはルイへの気持ちが大きくなったことを明かし、「これから積極的にアプローチしていくと思う」と宣誓していた。ルイも「恋になるかわからないけど可能性は一番今のところナナちゃんがあるかなって思います」と話す。

 次週、早くもルイを巡るナナ、アユリ、さらにはそこにのぶながも加わっての四角関係が見られそうで楽しみだ。恐るべし、ルイ……!

■番組概要
『恋愛ドラマな恋がしたい ~Kissing the tears away~』
配信日時:毎週日曜夜10時~
配信チャンネル:ABEMA SPECIALチャンネル
配信URL:https://abema.tv/video/title/90-1588

(C)AbemaTV

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