『ドラ恋~Kissing the tears away~』ナナ(織田奈那)が最年少男子をキスシーンで翻弄 番組初「継続メンバー」も

『ドラ恋~Kissing the tears away~』1話レビュー

 先に言っておくと、衝撃続きの今シーズン。シリーズ史上初、前シーズン出演メンバーの継続が決まった。そう、アユリ(吉永アユリ)が登場し、他のメンバーもスタジオMC陣のことも大いに沸かせていた。

 ペア決めの方法も新しい。オーディションの直前に行う上、その方法も当日まで明かされない。それまでメンバーは全員と自由にシェアハウスで稽古することができる。これによって、それぞれのメンバーの初対面で気になっている相手が何となくわかることになる。

 早速動き出したのは最年少メンバー・のぶなが(大地伸永)で、ナナ(織田奈那)を読み合わせに誘う。「ナナのことをもっと知らないと」とかなり前のめりだが、これがどうもナナにはフィットしていなさそうだ。のぶながは「恋愛として可能性があるのはナナだけ。他の人とお芝居をしても変わらないと思う」とインタビューで答えていた。

 さて、継続メンバーのアユリ姉さんは練習相手で同じく最年少メンバー・ルイ(川合ルイ)にときめいたらしく、「めっちゃ楽しくて可愛いし、ちゃんとお芝居でキュンキュンしちゃったんですよ」と嬉しそうに話していた。

 どのペアも、初日からキスシーンの練習でかなりの急接近を見せる。けん(島津見)はアミリア(夏目アミリア)との稽古中、「ドキドキしたぁ。0.2秒以上目を合わせられないかも」とまた何とも素直な心情をこぼし、既に良い雰囲気だ。

 今回は「同棲ハウス」の入居ペアの決め方も独特だ。澤田(育子)先生より「最も恋愛経験が少ない女性が対象」だと発表がある。交際人数が1人だというナナが該当し、一緒に入居する男性を彼女が指名する。今シーズン1組目の同棲ハウス入居ペアはナナ×ルイとなった。

 同棲ハウスで、自分が選ばれてどう思ったか尋ねられると、「誰に選ばれても嬉しかったけど、特に意外だったから嬉しかった」と、またナイス言葉選びで返すルイ。

 稽古前に「10分だけ歌うね」と急にギターを取り出し、オリジナルソングを歌うルイのギャップがもの凄い。歌詞もメロディーもあまりに素敵で、何より歌声がとても良い。普段の喋り口調とは全く違う彼の姿に、異常なほどのギャップがあり、これは反則だ。前シーズンで多くの視聴者を魅了したダークホース年下男子メンバーのわく(京典和玖)ともまた違う不思議な魅力がある。タイプは違うものの、“いろんな顔”を持っており、急に“大人な顔”や色気を醸し出せるのは彼ら2人の共通点かもしれない。

 オーディションのペア決めは男子がクジを引いて番号順に相手を指名する。同じ人を指名することはできず、しかもオーディションを始める直前にペアを指名するため“ぶっつけ本番”さながらだ。

 のぶなが→アユリ、たくま(永岡拓真)→かやの(中村加弥乃)、けん→アミリア、そして同棲ハウスペアのルイ→ナナの4組が誕生した。

 ドラマ第1話「観念しなよ」の台本は、お互いが好きなのにもかかわらず素直になれない元恋人同士の切ない恋物語で、最後には男性から必死に想いを伝えてする涙のキスが待ち受けている。

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