Wild Honey、Manceau、BMX Bandits……ソフト・ロックのテイスト感じる世界各地の新作5選
甘いメロディ、心地良いグルーヴ。そんなソフト・ロック・テイストを感じさせる新作を、今回は世界各地からピックアップ。…
"丘サーファー"というのがいる。サーフィンやらないのにサーファー風の格好をしている輩だ。で、BMXバンディッツという"丘サーフィン・バンド"がいる。グラスゴーというハイ・ランド(北国)出身ながら、ビーチ・ボーイズみたいな音楽をやっている奴らだ。
ノーマン・ブレイク(ティーンエイジ・ファンクラブ)やジョー・マカリンデン(スーパースター)といったグラスゴー・シーンの重鎮も在籍していたことがあり、御大ダグラス・スチュアート率いるBMXバンディッツはそういう連中の"憩いの場"的な存在といえよう。
89年に1stアルバム『C86』をリリースし、そのたどたどしい演奏とホンワカしたヴォーカルでアノラック・バンドの旗頭として活躍(因みにC86とはアノラック・サウンドのムーヴメントを指している)。以降、スコティッシュ・バンドの中核を担うティーン〜やスーパースターとともに<クリエイション>に所属し、「太陽への憧れ」を感じさせる温もりあふれる美メロを数多く生み出してきた。
甘いメロディ、心地良いグルーヴ。そんなソフト・ロック・テイストを感じさせる新作を、今回は世界各地からピックアップ。…