竜星涼、『VIVANT』撮影語る 堺雅人との尋問シーンは「こういうのをやりたかった」

竜星涼『VIVANT』尋問シーンは「やりたかった」

 TBS系日曜劇場『VIVANT』第2シーズンで新庄浩太郎役を演じる竜星涼が、主演の堺雅人との激突シーンや海外ロケの舞台裏について語った。

 本作は、2023年7月期に放送された第1シーズンから3年の時を経て、今夏から2クール連続で放送される『VIVANT』の続編。第1シーズンのラストシーン直後から物語が幕を開ける。

 8月9日に放送された第13話では、竜星涼演じる新庄浩太郎の疑惑に一つの答えが示された。

 自衛隊直轄の非公認組織「別班」に所属する乃木憂助(堺雅人)は、警視庁公安部・外事第4課の諜報員でありながら、解体した国際テロ組織「テント」のモニター(協力者)でもあった新庄を追い詰め、激しい尋問を繰り広げた。だが、明らかになったのは新庄が別班の情報を売った人物ではなかったという事実だった。

 竜星は第2シーズンの撮影を通して感じた作品のスケール感について、「この作品ならではのスケール感です。海外ロケはもちろんですが、国内の撮影でも、『ほんの数カットのためにこれだけのエキストラを集めるんだ』という驚きがあります」と語る。新庄が山本(迫田孝也)を見逃すシーンを撮り直した際には、わずか数カットのために約300人のエキストラが集まったという。

 新庄という人物については、「第2シーズンの台本を読んでいく中で、『新庄はものすごく正義感の強い人物なんだ』ということを、より強く確信しました」と説明。「有能だからこそ、目の前のことだけではなく、その先まで考えてしまう。別班への憧れもありますし、テントという組織を支えることも、彼なりに『現状をより良くしたい、守りたい』という思いにつながっていた」と役の内面を語った。

 第13話の乃木からの尋問シーンについて、竜星は「劇中では『最悪の記憶』という言葉が出てきますが、僕、竜星涼にとっては“最高の記憶”になるようなシーンでした」とコメント。若い頃に日曜劇場『半沢直樹』を見て「こういう作品に出たい」と憧れていた思いを明かし、「第2シーズンでは、当時思い描いていた“堺さんと芝居でやり合う”という夢が、こういう形で叶いました」と振り返った。

 撮影は丸一日をかけて行われ、堺から「『半沢直樹』を思い出した。楽しかったよ」と声をかけられたという。「堺さんは、どんなボールを投げても返してくださるんです。お互いにその瞬間の芝居を感じ取りながら投げて、返して、また投げる。そのやり取りにゾクゾクしました」と語っている。

 また、タイの大富豪チョッキー・テーパーニット(OHM)とのシーンでは、タイ語のセリフにも挑んだ。「日本語ではない言語で、“芝居として話す”のは本当に難しかったです」と苦労を語り、最終的には「日本語訳を軸に考えよう」と決めたことで芝居を組み立てやすくなったという。共演者のOHMについては、「その瞬間に求められているものを感じ取って、瞬時に正解を出していくセンスがある」と評した。

 8月16日放送の第14話に向けて、竜星は「第14話は、僕が演じる新庄にとっても『VIVANT』にとっても集大成ともいえる回になっています。ここまで新庄が何を考え、どんな思いで行動してきたのか。その先に何が待っているのかも含めて、ぜひリアルタイムでテレビの前で見届けてください」とメッセージを送った。

竜星涼(新庄浩太郎役) コメント

第2シーズンの撮影を通して、日曜劇場『VIVANT』に戻ってきたと感じた瞬間

やっぱり、この作品ならではのスケール感です。海外ロケはもちろんですが、国内の撮影でも、「ほんの数カットのためにこれだけのエキストラを集めるんだ」という驚きがあります。
車で撮影場所まで移動していると、「この先、本当に何もないところへ行くのかな」と急に不安になる瞬間があって(笑)。そういう時に、自然と頭の中でテーマ曲が流れて、「これぞ『VIVANT』だな」と感じます。
新庄が山本(迫田孝也)を見逃すシーンを撮り直した時も、わずか数カットのために約300人のエキストラが集まってくださって。一つの画に対するこだわりや、映像そのものが持つ力の強さは圧倒的だと思います。

第2シーズンの新庄について

第1シーズンでは、新庄について描かれていない部分が多かったので、自分なりにいろいろな可能性を考えながら役を作っていました。第2シーズンの台本を読んでいく中で、「新庄はものすごく正義感の強い人物なんだ」ということを、より強く確信しました。
有能だからこそ、目の前のことだけではなく、その先まで考えてしまう。別班への憧れもありますし、テントという組織を支えることも、彼なりに「現状をより良くしたい、守りたい」という思いにつながっていたんだと思います。公安の諜報員という自分の今いる立場だけではどうにもできないことがある中で、彼なりの方法を選んだ。第2シーズンでは、そうした新庄の正義感や信念が、よりはっきり見えてきた気がします。

第13話の堺雅人との尋問シーンについて

うれしかったです。劇中では「最悪の記憶」という言葉が出てきますが、僕、竜星涼にとっては“最高の記憶”になるようなシーンでした。「こういうのをやりたかったんだよな」と思いました。
若い頃に日曜劇場『半沢直樹』を見て、ものすごく気持ちが高ぶったんです。「こういう作品に出たい」「自分も役者をやっているのに、どうしてこの作品に出演していないんだろう」と思ったくらい。
第1シーズンで『半沢直樹』を見て憧れていた堺さんや演出陣と同じチームに入れたこと自体もうれしかったですが、第2シーズンでは、当時思い描いていた“堺さんと芝居でやり合う”という夢が、こういう形で叶いました。あの頃の自分に「頑張っていれば、いつかすごい機会が訪れるよ」と言いたいです。

堺雅人とどのようにシーンを作っていったのか

尋問のシーンは丸一日かけて、長いやり取りを何度も何度も演じました。何回やったのか覚えていないくらいです(笑)。
堺さんに「『半沢直樹』を思い出した。楽しかったよ」と言っていただけて、すごくうれしかったです。そこまで本気でやり合える相手として向き合っていただけたことも、自分にとっては大きかったです。翌日は声がガラガラになりましたが(笑)、それも含めて本当に思い出深いシーンです。
堺さんは、どんなボールを投げても返してくださるんです。お互いにその瞬間の芝居を感じ取りながら投げて、返して、また投げる。そのやり取りにゾクゾクしました。「これだからお芝居って楽しいんだよな!」と、改めて思えた瞬間でした。

タイの大富豪、チョッキー・テーパーニット(OHM)とのシーンでタイ語のセリフを話すにあたって苦労したこと

日本語ではない言語で、“芝居として話す”のは本当に難しかったです。自分のセリフを覚えていても、ネイティブの方が話すとスピードもイントネーションも違うので、「今、どこまでセリフを話したんだろう?」「もう自分の番かな?」と詰まることもあって。リハーサルで一つずつ確認しながら撮影していました。
さらに難しかったのが、言葉と感情をどう結びつけるかということです。日本語で芝居をする時は、相手のある言葉をきっかけに感情が動いて、その気持ちを受けて次のセリフが出てくるんです。でも、タイ語は日本語と語順が違うので、日本語の感覚で捉えている感情の流れと、実際に口にするタイ語の言葉の順番がうまく重ならない。そのズレに最初はかなり戸惑いました。
いろいろ試した結果、最終的には「日本語訳を軸に考えよう」と決めました。視聴者の方もセリフを日本語字幕で読むと思うので、日本語のセリフとしてどう感情が動くのかを大切に、実際に口にする言葉だけをタイ語にする。そう考えるようになってから、芝居を組み立てやすくなりました。

OHMとの共演について

チョッキーは本当に愛くるしくて、ドラマの枠を超えて愛されるキャラクターになるんじゃないかなと思います。OHMさん自身もすごく自由で、イマジネーションが豊かな方です。その瞬間に求められているものを感じ取って、瞬時に正解を出していくセンスがあるんです。
十分にコミュニケーションを取ることが難しい状況でも、相手やスタッフが求めていることをジェスチャーなどから感じ取って体現できる。それを見て「すごいな」と思いましたし、とても素晴らしい方でした。

視聴者のへのメッセージ

明らかになった裏切り者の正体を受けて、第2シーズンの物語はここからさらに大きく動いていきます。これまでの話をあらためて見返していただくと、「ここにつながっていたんだ」と新しく気づけることもあると思うので、第14話に向けてぜひ振り返っていただけたらうれしいです。
第14話は、僕が演じる新庄にとっても『VIVANT』にとっても集大成ともいえる回になっています。ここまで新庄が何を考え、どんな思いで行動してきたのか。その先に何が待っているのかも含めて、ぜひリアルタイムでテレビの前で見届けてください。

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■放送情報
日曜劇場『VIVANT』第2シーズン
TBS系にて、毎週日曜21:00〜21:54放送
出演:堺雅人、阿部寛、二階堂ふみ、竜星涼、山中崇、Barslkhagva Batbold、Tsaschikher Khatanzorig、富栄ドラム、林原めぐみ(声の出演)、内野謙太、花岡すみれ、本間さえ、二宮和也、井上順、林遣都、内村遥、井上肇、市川猿弥、市川笑三郎、平山祐介、珠城りょう、西山潤、宮下今日子、Tanapak Jongjaiphar、濱田岳、坂東彌十郎、小日向文世、キムラ緑子、松坂桃李
原作・演出・プロデュース:福澤克雄
プロデューサー:飯田和孝
製作著作:TBS
©︎TBS
公式サイト:https://www.tbs.co.jp/VIVANT_tbs/
公式X(旧Twitter):@TBS_VIVANT
公式Instagram:tbs_vivant
公式TikTok:vivant_tbs

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