『キングダム 魂の決戦』『しびれ』で注目 榎本司が明かす、芝居への思いと吉沢亮への憧れ

榎本司が明かす芝居への思いと吉沢亮への憧れ

『キングダム』万極の少年期役で感じた緊張と達成感

――映画『キングダム 魂の決戦』では、山田裕貴さん演じる万極の少年期役を務められました。

榎本:もともと大好きな作品だったので、役が決まった時には本当に嬉しかったです。ただ喜んだのは一瞬で、すぐに「大丈夫かな、やれるのかな」とソワソワし始めました。

――実際、現場に入ってみていかがでしたか?

榎本:なんかもう、すごかったです(笑)。やっぱり現場の熱気がすごくて、ずっと緊張しっぱなしでした。でも、撮影2日目からは少し慣れて、気持ちよく演じられたかなと思います。本物の土に埋められることはなかなかないので、印象に残っています。

【合従軍】登場人物紹介|映画『キングダム 魂の決戦』7月17日(金)公開

――完成した映像をご覧になって、どう感じましたか?

榎本:ワールドプレミアで初めて観て、ずっと一人で心臓バクバクだったんです。でも、映像を観て最初に浮かんだ感想は「僕、結構出てない?」でした(笑)。思ったより長く使われていて、最後のほうの重要なシーンでも回想でシュッと出てくるんです。それがすごく嬉しくて、ニヤニヤしながら観ていました。

――俳優ならではの快感ですね(笑)。その一方で、このお仕事はオーディションなど挑戦の連続でもあります。

榎本:オーディションに落ちまくる時期はやっぱりあって、落ち込むこともありました。でも高校に入って、いろいろな分野で頑張っている友達と出会って「もっと努力してみよう」と気持ちが切り替わりました。最近は、オーディションの前に神社に行くようにしているんです。朝、登校前に参拝して、気持ちを入れるようにしています。

――ご自身では、メンタルが強いタイプだと思いますか?

榎本:自分ではめちゃめちゃ弱いと思っているんですけど、みんなからは「すごく強い」って言われます。でも、学校は普通に楽しく過ごしたいので、そう見えているのかもしれないです(笑)。それに、友達と一緒にいるとやる気が出てくるんですよね。話しているだけで勝手にパワーが充電されて、「じゃあ俺もやってやるか!」って。

――高校では、演劇部に所属しているそうですね。

榎本:演劇部には、あらためて芝居の基礎練習から始めたいなと思って入りました。滑舌もそうですし、舞台上で声を張るような演技にも挑戦してみたくて。いつか、舞台のお仕事もやってみたいと思っています。

――自分を一言で言うと、どんな性格だと思いますか?

榎本:最初はクールに見られるんですけど、実際は喋ると止まらなくて。いろいろとふざけたりもするので、友達からは冗談で「残念なやつ」って言われます(笑)。

――ギャップですね(笑)。

榎本:今年の文化祭では、歌は苦手なのに「やって」と言われて、悩んだ末に「ハモリ我慢ゲーム」のような企画に参加しました。絶対に失敗するし、後からあれこれ言われるやつだと分かっていたんですけど、「ここでやっておくのも、それはそれでアリかな」と思って。結果、盛大に失敗しました(笑)。

――(笑)。これからどんな大人になっていきたいですか?

榎本:誰からも好かれる人になりたいし、どんな人も好きでいたいです。

――その気持ちは、どこから来ているのでしょう?

榎本:ずっと無意識に思っていることなんですよね。そのほうが楽しいし、学校生活でもみんなと仲良くしようと心がけています。僕、最近は“恥じらい”を捨てるようにしているんです(笑)。どんなことでもやってみて、失敗した人の方が伸びると思うので。それに失敗しても、友達と「まあ、お前だからな」と一緒に笑い合えたら、すごくいいじゃないですか。

――役者として、今後やってみたい役や目標も教えてください。

榎本:アクション系のカッコいい役を演じてみたいです。あとは『ガンニバル』(ディズニープラス スター)や『九条の大罪』(Netflix)で柳楽優弥さんが演じられたような、“何か強いもの”を持っている役にも惹かれます。吉沢亮さんの『国宝』もそうですし、今の自分にはできないような難しい役に憧れています。簡単にはできないことに挑戦するほうが、楽しいと思う性格かもしれないです。

――吉沢さんは事務所の先輩であり、憧れの俳優でもあるそうですね。お話されたこともあるんですか?

榎本:いや、ないんですよ。2回お会いしたんですけど、緊張して喋れなくて……めちゃくちゃカッコいいし、オーラがヤバいです(笑)。でも、吉沢さんとは事務所ではなく、いつか現場でお話ししたいと思っています。いつか現場で会えるように頑張っていきたいです。

■公開情報
『キングダム 魂の決戦』
全国公開中
出演:山﨑賢人、吉沢亮、橋本環奈、清野菜名、満島真之介、岡山天音、志尊淳、神尾楓珠、結木滉星、三吉彩花、三山凌輝、山下美月、蒔田彩珠、山田裕貴、坂口憲二、豊川悦司、髙嶋政宏、要潤、加藤雅也、高橋光臣、平山祐介、一ノ瀬ワタル、佐久間由衣、勝矢、坂東彌十郎、橋本さとし、笹野高史、谷田歩、中村蒼、田中圭、斎藤工、玉木宏、佐藤浩市、小栗旬
原作:原泰久『キングダム』(集英社「週刊ヤングジャンプ」連載)
監督:佐藤信介
脚本:黒岩勉、原泰久
音楽:やまだ豊
主題歌:米津玄師「夜鷹」(Sony Music Labels Inc.)
配給:東宝
©︎原泰久/集英社 ©︎2026映画「キングダム」製作委員会
公式サイト:https://kingdom-the-movie.jp
公式X(旧Twitter):https://x.com/kingdomthemovie
公式Instagram:https://www.instagram.com/kingdom_movie/
公式TikTok:https://www.tiktok.com/@kingdom_movie

『しびれ』
9月26日(金)より、TOHOシネマズ シャンテ、新宿武蔵野館ほか全国公開
出演:北村匠海、宮沢りえ、榎本司、加藤庵次、穐本陽月、奥野瑛太、赤堀雅秋、赤間麻里子、永瀬正敏
監督・原案・脚本:内山拓也
企画・制作:カラーバード
製作幹事・制作プロダクション:RIKIプロジェクト
配給:NAKACHIKA PICTURES
©2025「しびれ」製作委員会

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