『風、薫る』“槇村”林裕太の告白に騒然 “恋の三角関係”と“養成所の閉所”で急展開

『風、薫る』“槇村”林裕太の告白に騒然

 NHK連続テレビ小説『風、薫る』第11週「凪にそよぐ」第55話では、りん(見上愛)や直美(上坂樹里)たち見習生に梅岡看護婦養成所の閉所が告げられる。

 院長の多田(筒井道隆)は帝都医科大附属病院への看護科新設計画を進めていた。多田の机に置かれた計画書をバーンズ(エマ・ハワード)が見つけたことでそのことが発覚。今後は梅岡看護婦養成所から見習生を受け入れはせずに、帝都医大病院に看護科を作り、そこでいい看護婦を養成していくという。それはりんや直美たち見習生の評判を受けてのもの。覆りはしない看護科新設という決定事項を前に、バーンズは日本語ができない振りも辞め、「教師が優秀だから生徒も優秀なんですね」という多田の言葉に、バーンズは「お褒めにあずかり、恐悦至極にございます」とあえて丁寧な日本語で返す。

 養成所の閉所を伝えたのは、校長の梶原(伊勢志摩)。りんたち6人を梅岡看護婦養成所の第1期生として誇りに思うと梶原は感謝を示すものの、卒業後に帝都医大病院で勤務させる話は立ち消えていた。梶原はそのことを見習生には伝えず、多江(生田絵梨花)もこの先養成所としての後輩が続いていかずに、自分たちの代で終わってしまうことに納得できずにいた。持ち寄ったお菓子を食べ慰め合う6人の一方で、最も納得できないのはバーンズなのかもしれない。第12週「旅立ち」の予告には、スコットランド民謡の“別れ”の歌「蛍の光」 を口ずさむバーンズの姿がある。

 また、次週の予告に虎太郎(小林虎之介)が久々に再登場するなど、あちこちで恋の嵐が吹き荒れる前兆が見受けられる。第11週は「凪にそよぐ」というだけに、嵐の前の静けさというところだろうか。驚いたのは、槇村(林裕太)が安(早坂美海)に突如求婚を申し込んだことだ。執筆した新聞記事によってセツ(村上穂乃佳)を自由にした島田(佐野晶哉)の「助けたかったんじゃない。助けられる自分でいたかっただけ」という晴れやかな顔に、槇村も感化され求婚という“大きく勝負”に出た。美津(水野美紀)や環(英茉)だけでなく、直美まで同席している場で「私は安さんをお慕いしております! 初めて会ったときから安さんの笑顔が私のheartをつかんで離さないのです!」と告白。返事をしようとする安に槇村は「今、答えを出さないでください!」と告げ、その場を後にしていった。安は槇村の兄・宗一(上杉柊平)を慕っており、望みは薄いものの……島田を鼓舞する情に厚い性格や今回の真っ直ぐな安への告白と、段々と槇村に心惹かれてしまっているのは筆者だけだろうか。そして、自身の恋心には鈍感な島田が槇村の求婚を瞬時に察知したのも驚きだ。さらにマツ(丸山礼)の息子・宗太(木下瑛太)と環の関係性も気になるところ。虎太郎との再会によって、りんは自身の本心に気づくことになるのだろうか。

■放送情報
2026年度前期 NHK連続テレビ小説『風、薫る』
NHK総合にて、毎週月曜から金曜8:00~8:15放送/毎週月曜~金曜12:45~13:00再放送
NHK BSプレミアムにて、毎週月曜から金曜7:30~7:45放送/毎週土曜8:15~9:30再放送
NHK BS4Kにて、毎週月曜から金曜7:30~7:45放送/毎週土曜10:15~11:30再放送
出演:見上愛、上坂樹里
脚本:吉澤智子
原案:田中ひかる『明治のナイチンゲール 大関和物語』
制作統括:松園武大
プロデューサー:川口俊介
演出:佐々木善春、橋本万葉ほか
写真提供=NHK

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