韓国発のダーク・ファンタジー『口蹄疫から生きのびた豚』5月29日公開 予告&ポスターも

韓国映画『PIG THAT SURVIVED FOOT-AND-MOUTH DISEASE(英題)』が、『口蹄疫から生きのびた豚』の邦題で、5月29日より劇場公開されることが決定。あわせて予告編、ポスタービジュアル、場面写真が公開された。
本作は、2010年に韓国で発生した口蹄疫による養豚の大量殺処分から着想を得たダーク・ファンタジー。殺処分を生きのびた一匹の豚と人間社会に絶望した一人の男。二つの宿命が交錯するさまを多様な表現方法で寓話的に描きながら、疫病の蔓延、環境破壊、いじめ、ルッキズム、世代間の分断といった社会問題を織り込んだ作品となっている。2025年3月に開催された「新潟国際アニメーション映画祭」コンペティション長編部門にも出品された。
舞台は現代の韓国。口蹄疫の発生により無数の養豚たちが無情にも殺処分されていく。そんな中、驚異的な生存本能によって生き埋めにされた墓場から蘇った一匹の“豚”がいた。“豚”は願う。「生きるために、絶対的な力を持つ生物“人間”になりたい。そのためなら、どんな犠牲も厭わない」。一方、幼少期から苛烈なイジメに曝されてきた“人間”チェ・ジョンソクもまた願う。「人間としての人生を捨て去り、いっそのこと“獣”になってしまいたい」。人間になりたい豚と獣になりたい男。交わるはずのなかった二つの宿命は、やがて螺旋のように絡み合い、彼らを想像を絶する姿へと導いていく――。
公開された予告編は、冒頭から養豚の大量殺処分の有り様を内容で、生き埋めにされる“豚”の悲哀に満ちた表情や、ライフルの銃口を自分に向けて構える“人間”チェ・ジョンソクの姿が映し出されていく。後半は、彼らを待ち受ける絶望と慟哭の地獄絵図が音楽とともに次々と展開され、「二つの宿命が交わる時、一筋の光もない空前絶後の悪夢が幕を開ける」と締め括られている。
あわせて公開されたポスタービジュアルは、まるで宗教画のように“人間”の姿をした“豚”と“獣”の姿をした“男”が上下一体に配置された構図となっている。
■公開情報
『口蹄疫から生きのびた豚』
5月29日(金)より、ヒューマントラストシネマ渋谷、シネマート新宿ほか全国公開
監督:ホ・ボムウク
配給:マーチ
2024年/韓国/韓国語/104分/1.85:1/カラー/5.1ch/日本語字幕:福留友子
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