内野聖陽主演×本木克英監督『負けへんで』11月3日公開決定 共演に松本若菜&北村一輝

内野聖陽×本木克英『負けへんで』11月公開

 内野聖陽が主演を務め、松本若菜と北村一輝が共演する映画『負けへんで』が、11月3日に公開されることが決定した。

 本作は、2019年に大阪の不動産デベロッパー社長・山岸忍の身に起きた実際の事件を山岸本人が綴った『負けへんで!東証一部上場企業社長 vs 地検特捜部』(文藝春秋)原作とした逆襲エンターテインメント。『空飛ぶタイヤ』の本木克英が監督を務め、全てを失った男が最強弁護士チームと完全無罪を勝ち取る姿を描く。

 東証一部上場の不動産デベロッパーの社長を務める藤堂(内野聖陽)は、社員に慕われながら、忙しい日々を送っていた。2019年、藤堂は3年前の学校土地の買収について、関西地検から事情聴取の呼び出しを受ける。検事・鈴鳴(松本若菜)はフレンドリーに藤堂に接するが、48日後、藤堂は30億の業務上横領の罪で逮捕される。すでに逮捕されている学校の理事長と、藤堂の部下である社員・木下と共謀した容疑がかけられたのだった。拘置所に収監された藤堂を待ち受ける、屈辱的で孤独な日々。拘留が続く中、藤堂は一代で築き上げた会社を守るため、社長を退任する。絶望する藤堂の元に、恋人・美奈からの手紙が届く。手紙には、藤堂を支える覚悟と「負けないで!」の言葉が……。冤罪を晴らすため、戦う覚悟を決めた藤堂は、元検事・元判事・刑事弁護の専門家・企業法務の専門家のスペシャリストが集まった最強の弁護士ドリームチームとともに逆襲に備えていく。6度目の請求で保釈が決定、逮捕から8か月と2日に及ぶ拘留だった。裁判に向けて準備をし始めた藤堂と弁護士チームは、逮捕されている木下の取り調べを録画した動画を検証し始めるが、そこには驚愕の事実が隠されていた。

 主人公・藤堂繁を演じる内野は「人間の作った司法の世界も、他の仕組みと同じように、決して万能で完全無欠ではないのだという事実を改めて知ったように感じます。国家権力のもとに行使されるそうした間違った捜査方法は、人の命、人生を奪う、天敵のいない暴力になりうるんだということがとても怖いことだと感じました」と本作の元になった事件を知ったときの衝撃を率直に語り、作品に込めた熱い思いを「冤罪は誰でも巻き込まれる可能性があるということを、観ていただく方にも感じとってもらえたら…虚構の世界だけだろうと思うような話が、日常と地続きであるという『怖さ』を体感しながら見て頂けたらなと思います」と明かした。

 藤堂を追い詰めていく検事・鈴鳴通子を演じる松本は本作の撮影を振り返り、「内野さんの役にとことん向き合われる姿は、現場にいるすべての人の温度を上げ、私自身の気持ちも更なる高みに導いてくださいました。本木監督の“繊細と豪快”両極の演出により、作品全体としてとても力強いものとなっていますので、ぜひ劇場に足を運んでいただけますと幸いです」と思いを寄せた。

 そして、自らも同業の社長ながら、藤堂の豪快な性格に魅せられ友となり、藤堂が逮捕後は無実を信じ支え続ける君塚大作役には北村が決定。北村は出演にあたり「本木克英監督、そして内野聖陽さんとは、以前からぜひご一緒したいと思っておりましたので、迷いなくお引き受けさせていただきました」と語り、「監督が作り出す空気感と、内野さんの高い集中力が非常に心地よく、想像以上に充実した時間を過ごさせていただきました」と撮影を振り返った。

 本木監督は「人生の絶頂にいた男が、冤罪と酷薄な人質司法によって全てを失い、どん底からいかに立ち上がり、声を上げはじめたのか。魂を削るように演じた内野聖陽さんを軸に、迫真の芝居で臨んだ俳優たちの応酬を堪能して頂きたいです。繰り返される理不尽に怒り、驚嘆しながら、強固な組織に身を委ねざるを得ない人間の弱さや愚かさも伝わればと思っています」と本作に込めた思いを語っている。

 あわせて、藤堂(内野聖陽)、鈴鳴(松本若菜)、君塚(北村一輝)、それぞれのキャラクタービジュアルも公開。まっすぐと強いまなざしで見つめる藤堂には「この社長、無実の罪ですべてを失う」、不敵にほほ笑む鈴鳴には「この検事、勝つためには手段を選ばず」、優しく微笑みかける君塚には「この経営者、友を信じ、支え抜く」と、キャラクターを表すコピーが記されている。

コメント

内野聖陽(主演・藤堂繁役)

ある日突然、自分があらぬ疑いをかけられ、検察の作ったシナリオで有罪扱いされていく。
本作で描かれる事件について知った時、現代の日本の司法の世界にそんなことがあり得るのかと、衝撃でした。過去にも冤罪事件はいくつもありますが、この役柄を演じるにあたって思ったことは、人間の作った司法の世界も、他の仕組みと同じように、決して万能で完全無欠ではないのだという事実を改めて知ったように感じます。
国家権力のもとに行使されるそうした間違った捜査方法は、人の命、人生を奪う、天敵のいない暴力になりうるんだということがとても怖いことだと感じました。
事実に立脚してはいますが、フィクションとして、主人公の置かれた逆境を味わって頂けたらと思っています。
脚本の素晴らしさ、監督の演出、共演のみなさん、スタッフのみなさんにも助けていただき、藤堂繁が演じられたと思っています。
特に「負けへんで」というタイトルは助けられました。
この作品において一番肝腎な、シンプルで力強いメッセージで、僕自身も撮影を戦い抜く中で、何度も奮い立たせてもらった言葉でもあります。
冤罪は誰でも巻き込まれる可能性があるということを、観ていただく方にも感じとってもらえたら…虚構の世界だけだろうと思うような話が、日常と地続きであるという「怖さ」を体感しながら見て頂けたらなと思います。

松本若菜(鈴鳴通子役)

お話しをいただいて、原作を拝読させていただきました。
難しい題材でしたので、当時の事を調べていくうちに、どんどん気持ちが引き締まったのを覚えています。
鈴鳴検事はいわゆる“怒鳴る取調官”ではありません。
表面的にはいくつもの顔を見せ、嫌な印象を与えず相手に寄り添い信頼される。
それを自然にできてしまう人なので、常に彼女の本質を想像しながら鈴鳴というキャラクターを作っていきました。
内野さんの役にとことん向き合われる姿は、現場にいるすべての人の温度を上げ、私自身の気持ちも更なる高みに導いてくださいました。
本木監督の“繊細と豪快”両極の演出により、作品全体としてとても力強いものとなっていますので、ぜひ劇場に足を運んでいただけますと幸いです。

北村一輝(君塚大作役)

本木克英監督、そして内野聖陽さんとは、以前からぜひご一緒したいと思っておりましたので、迷いなくお引き受けさせていただきました。
撮影現場では、監督が作り出す空気感と、内野さんの高い集中力が非常に心地よく、想像以上に充実した時間を過ごさせていただきました。
内野さんにこれ以上ないほどふさわしい役柄だと感じております。作品の完成を、私自身とても楽しみにしております。

本木克英(監督)

人生の絶頂にいた男が、冤罪と酷薄な人質司法によって全てを失い、どん底からいかに立ち上がり、声を上げはじめたのか。
魂を削るように演じた内野聖陽さんを軸に、迫真の芝居で臨んだ俳優たちの応酬を堪能して頂きたいです。
繰り返される理不尽に怒り、驚嘆しながら、強固な組織に身を委ねざるを得ない人間の弱さや愚かさも伝わればと思っています。

山岸忍『負けへんで! 東証一部上場企業社長 vs 地検特捜部』(文藝春秋)

■公開情報
『負けへんで』
11月13日(金)全国公開
出演:内野聖陽、松本若菜、北村一輝
原作:山岸忍『負けへんで! 東証一部上場企業社長 vs 地検特捜部』(文藝春秋)
監督:本木克英
脚本:吉川次郎
音楽:岩代太郎
企画・製作:信和ホールディングス株式会社、株式会社ツクヨミホールディングス
配給:ギャガ
©2026「負けへんで」製作委員会
公式サイト:https://gaga.ne.jp/makehende/
公式X(旧Twitter):https://x.com/makehende_movie
公式Instagram:https://www.instagram.com/makehende_movie

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