“ラッコ鍋”など過激シーンをどう再現? 実写版『ゴールデンカムイ』原作名場面を総予習

その一方、「網走監獄襲撃編」はラブロマンスの要素も見どころとなっている。いくつかの出来事によって、謎に満ちたアイヌの占い師・インカラマッとマタギ生まれの男・谷垣源次郎の関係が一気に進展するのだ。
これまで谷垣はインカラマッのことを強く警戒していたが、チカパシと共に旅をしたことで徐々に距離が縮まりつつある状況。夕張でインカラマッが騒動に巻き込まれた際にも、身体を張って助けていた。その一方でインカラマッも、谷垣の不器用なやさしさに心を動かされていく。騙し合いばかりの世界で、2人がどんな関係を築くのか注目してほしい。

そのほか、『ゴールデンカムイ』ならではの珍エピソードも満載。作中では随所で、動物や魚を叩いてミンチにするチタタプという料理が描かれてきた。「網走監獄襲撃編」の範囲では、アシリパが尾形に「チタタプ」と言わせようとするくだりがあるが、映画ではどんなふうに再現されるのだろうか。
また新キャラクターの宇佐美時重上等兵が、とある失態によって鶴見中尉から罰を受けるシーンも人気が高い。鶴見によって顔にラクガキをされた宇佐美は、恍惚状態に陥るのだが、実写でもこの場面は再現されるようだ。公式X(旧Twitter)では、宇佐美役の俳優・稲葉友によるアドリブがあることも明かされていた(※2)。

さらに原作ファンの目線で気になるシーンといえば、作中断トツの“危険人物”姉畑支遁の出番だろう。あまりに過激な行動を行うため「実写で映せるわけがない」と危惧されていたが、実際のところどう処理されているのか、映画館で確かめてみてほしい。
原作の名シーンがてんこ盛りとなっている「網走監獄襲撃編」。各勢力の騙し合いや壮大なスケールの激闘など、ほかにもさまざまな見どころが用意されている。原作と照らし合わせながら、何度も作品を味わってみることをオススメしたい。
参照
※1.https://www.nikkansports.com/entertainment/news/202603090001384.html
※2.https://x.com/kamuy_movie/status/2031203401351270747
※アシリパの「リ」、チチタプの「プ」は小文字が正式表記
■公開情報
『ゴールデンカムイ 網走監獄襲撃編』
全国公開中
出演:山﨑賢人、山田杏奈、眞栄田郷敦、工藤阿須加、栁俊太郎、塩野瑛久、稲葉友、矢本悠馬、大谷亮平、高橋メアリージュン、桜井ユキ、勝矢、中川大志、北村一輝、池内博之、木場勝己、井浦新、玉木宏、舘ひろし
原作:野田サトル『ゴールデンカムイ』(集英社ヤングジャンプ コミックス刊)
監督:片桐健滋
脚本:黒岩勉
音楽:やまだ豊
主題歌:10-FEET「壊れて消えるまで」(UNIVERSAL MUSIC / BADASS)
アイヌ語・文化監修:中川裕、秋辺デボ
製作幹事:WOWOW・集英社
制作プロダクション:CREDEUS
配給:東宝
©野田サトル/集英社 ©2026 映画「ゴールデンカムイ」製作委員会
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