浅野忠信、二階堂ふみ、渋川清彦、森岡龍ら、オムニバス映画『ナイスの森2』出演へ

石井克人、三木俊一郎、伊志嶺一(ANIKI) の3人が監督を務める『ナイスの森2 Funky Forest: The Second Contact(仮題)』に、浅野忠信、二階堂ふみ、渋川清彦、森岡龍、鈴木唯、伊勢志摩、忠犬立ハチ高が出演することが発表された。
本作は、2005年に公開されたオムニバス形式のファンタジックコメディ映画『ナイスの森The First Contact』の続編で、岩手県盛岡市が舞台となる。2025年7月にカナダ・モントリオールで行われた国際的な映画企画市「フロンティア・インターナショナル映画共同制作マーケット」にも選出された。
本作を企画・プロデュースする盛岡在住のアダム・トレルは、『カメラを止めるな!』『侍タイムスリッパー』など邦画のワールドセールスを担当し、日本のインディペンデント映画を世界に発信してきたが、8年前に盛岡を訪れ、その魅力にはまって移住を決意。その後、石井監督と話す中で、「『ナイスの森』の続編を撮影することによって盛岡市のおもしろさを世界に発信することができるのでは?」と製作を持ちかけ、前作を一緒に製作した三木監督、伊志嶺監督も快諾。2年前からロケハンや脚本作業を進めてきた。そしていよいよ2025年11月から盛岡市などで撮影が行われ、岩手山の美しい自然や市内に残る歴史的な文化財も登場する予定となっている。トレルは「10年後、20年後、30年後にも、この作品を見た人が盛岡に来てもらえるように」と意気込んだ。
『SHOGUN 将軍』でゴールデングローブ賞受賞を受賞した浅野は、前作『ナイスの森The First Contact』に続いての出演。二階堂は、三木監督とは2011年に公開された『あさっての森』に続きタッグを組む。『中山教頭の人生テスト』『そういうものに、わたしはなりたい』など主演作が続いている渋川は今回初参加。監督やプロデューサーとしても活躍中の森岡も、浅野同様に前作と2作連続の出演となる。そして第78回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品された『ルノワール』で主人公を務めた鈴木も出演する。
また、2024年の女芸人No.1決定戦「The W 2024」で3位となったお笑いコンビ・忠犬立ハチ高や、NHK連続テレビ小説『あまちゃん』などに出演する伊勢志摩など、盛岡に縁のあるキャストも名を連ねた。
出演が決まった盛岡出身の伊勢志摩、忠犬立ハチ高のノムラフッソと王坂(釜石市出身)からはコメントも到着した。
コメント
伊勢志摩
『ナイスの森2』が盛岡で?
そしてプロデューサーのアダムさんの盛岡に対する静かな情熱。なんで? いや盛岡とっても良いところだけど、なんで?
謎が渦巻いていて、興味しかないです。知りたい知りたい。
王坂(忠犬立ハチ高)
この度『ナイスの森2』に私たち忠犬立ハチ高が出演させていただきます! プロデューサーのアダムさんが私たちを見つけてくださり、6月に盛岡市で開催されたお笑いライブにも足を運んでくださいました。盛岡市が舞台となる映画作品に携わることができ、お笑い芸人を頑張っていてよかった、そして今後もより一層頑張ろうと思っております。撮影が楽しみです!
ノムラフッソ(忠犬立ハチ高)
この度、岩手県出身というご縁で『ナイスの森』の続編に出演させていただけることになり、本当に夢のようです。
岩手県盛岡市は雄大な自然と昔ながらの建造物が共存する歪で美しい街です。また方言や妖怪伝説などどこか浮世離れした文化の影響が色濃く残っています。まさにナイスの森の可笑しくて愛おしい雰囲気と相性抜群だと思います。
出演者として、作品のファンとして、撮影を楽しみたいと思います!
■公開情報
『ナイスの森2 Funky Forest: The Second Contact(仮題)』
出演:浅野忠信、二階堂ふみ、渋川清彦、森岡龍、鈴木唯、伊勢志摩、王坂(忠犬立ハチ高)、ノムラフッソ(忠犬立ハチ高)
監督:石井克人、三木俊一郎、伊志嶺一(ANIKI)































