『セフレの品格』続編シリーズ連続公開決定 行平あい佳&青柳翔、城定秀夫監督が続投

『セフレの品格』続編2作が公開決定

 2023年に公開された映画『セフレの品格』シリーズの続編となる『セフレの品格 慟哭』が11月28日より都内先行公開・全国順次公開、『セフレの品格 終恋』が12月12日より全国公開されることが決定。前作に引き続き、行平あい佳と青柳翔がW主演を務める。

 シリーズ累計540万部(紙+電子)を突破している湊よりこの『セフレの品格(プライド)』(双葉社 JOUR COMICS)。映像化最新作となる第3章『慟哭』、第4章『終恋』が連続公開される。

 監督は、『悪い夏』『嗤う蟲』などの城定秀夫が続投する。城定監督は、「4部作を完成させた今、普段味わうことのない達成感と、終わってしまったことのさみしさを噛みしめています」と率直な心境を明かし、「セフレという関係から始まった2人の行きつく先は幸か不幸か、それ以外の何かなのか……是非劇場でご覧いただきたく思います!」とコメントを寄せた。

 前作に続き、派遣社員として働きながら、女手一つで娘を育てているバツ2の主人公・抄子を演じるのは、2018年公開の映画『私の奴隷になりなさい 第2章 ご主人様と呼ばせてください』で初主演を務め、『ゆとりですがなにか インターナショナル』や『リバーサルオーケストラ』(日本テレビ系)に出演した行平。抄子の初恋の相手でバツ1、腕の良さとルックスが評判の産婦人科医の一樹を、『HiGH&LOW』シリーズ、『BADBOYS -THE MOVIE-』などの青柳が演じる。

 行平は、続編の決定および抄子という役について「続編を願っていた想いが叶いとても嬉しい」と語り、「抄子を通じて“人を深く愛すること”の力強さを思い知らされた」とコメント。一方の青柳も「シリーズが完結を迎えることに大きな感慨を覚えている」と述べ、「行平さんとは自然に呼吸を合わせられる特別な共演」と、完結を迎える喜びと行平への信頼を語った。

 さらに前作にも出演した片山萌美、坂上梨々愛、こころ、髙石あかり、石橋侑大、新納慎也、そして行平あい佳の母・寺島まゆみも続投する。

 原作者の湊は、「映画『セフレの品格(プライド)』『初恋』『決意』に続き、『慟哭』『終恋』が劇場公開されることは本当に凄いこと。関係者の皆様、前作を観てくださった皆様のおかげです」と続編決定の喜びと感謝を述べ、本作について「観た時の年齢によって受ける印象が異なります。懐かしさと痛み、恋する気持ちを思い出す作品だと思っています」と魅力を語った。

 あわせて、不安げな表情でその先を見つめる抄子(行平あい佳)と一樹(青柳翔)が捉えられたティザービジュアルも公開された。

 また、新作公開に先立ち、前2作『初恋/決意』編と未使用カットを加えた全10話の『ドラマ版』が、Netflixで10月15日より一挙配信されることも決定した。

コメント

行平あい佳(森村抄子役)

一樹と抄子が再びスクリーンに帰ってきます。『初恋』『決意』の撮影当時から続編を願っていたので、その想いが叶いとても嬉しく思います。
台本を読んだときは驚きの連続で、撮影中も感情が大きく揺さぶられました。抄子を通じて“人を深く愛すること”の力強さを思い知らされ、彼女は私の中にとても大切な感覚を残してくれたと思います。
久しぶりの抄子役に不安もありましたが、城定監督の温かさに支えられ、“城定組に帰ってきた”と安心しました。そして青柳翔さんとの共演は本当に特別で、再び一樹と抄子としてご一緒できたことが何より嬉しく、不思議な安心感に包まれました。
二人の物語がどのような結末を迎えるのか、ぜひ楽しみにしていてください。

青柳翔(北田一樹役)

『初恋』『決意』から続くシリーズが、今回の『慟哭』『終恋』でついに完結を迎えることに大きな感慨を覚えています。シリーズものを4本続けて同じチームで作り上げる機会は貴重であり、城定監督をはじめスタッフとともに取り組めたことをとても嬉しく思っています。
城定監督は端的かつ的確に演出を伝えてくださり、時にユニークでチャーミングな一面もあって、とても魅力的な方です。その監督のもとで芝居を深められたことは大きな財産になりました。
また、行平さんとはこれまで共演を重ねてきたことで強い安心感があり、今回も互いに意見を出し合いながら自然に呼吸を合わせることができました。一緒にシーンを積み重ねていけたことを、とても心強く感じています。
本作には多くのメッセージが込められているので、多くの方に届いてほしいです。

城定秀夫(監督)

漫画「セフレの品格」は長大な大河ドラマなのですが、映画版は今回の2本でひとまず完結です。
原作の魅力を損なうことなく、映画としての面白さを加味することの難しさは前作同様でしたが、4部作を完成させた今、普段味わうことのない達成感と、終わってしまったことのさみしさを噛みしめています。とはいえ、彼らの人生は今後も続いてゆきますし、漫画連載も続きます!
抄子、一樹をはじめ、前作からのキャラは、キャストをそのままに引きつづき活躍することはもちろん、今回加わったステキな新キャラたちが作品に華を添えており、彼らを乗せた物語は予想もつかない展開へと雪崩れ込んでゆきます。
セフレという関係から始まった二人の行きつく先は幸か不幸かそれ以外の何かなのか......是非劇場でご覧いただきたく思います!

湊よりこ(原作)

映画『セフレの品格(プライド)』『初恋』『決意』に続き、『慟哭』『終恋』が劇場公開されます。これは本当に凄いこと。関係者の皆様、前作を観てくださった皆様のおかげです、心より御礼申し上げます。
抄子、一樹、華江、咲、猛...栗山さん(笑)、すべての登場人物が大好きです。そして新たに登場するキャラクターたちがどんな嵐を巻き起こすのか、私もドキドキしながら楽しみにしています!
この『セフレの品格(プライド)』という映画は、観た時の年齢によって、受ける印象が異なると思っています。20代ではわからなかったことが、30代になると少しわかる。40代、50代と年を重ねるにつれ、懐かしさと痛み、恋する気持ちを思い出す。そんな映画だと思っています。
『マディソン郡の橋』や『恋人までの距離』のような、いつまでもあなたの心に残る作品となることを願ってーー。

(上段左から)行平あい佳、青柳翔 (中段左から)片山萌美、坂上梨々愛、こころ (下段左から)髙石あかり、石橋侑大、新納慎也、寺島まゆみ

■公開情報
『セフレの品格 慟哭』
11月28日(金)都内先行・全国順次公開
『セフレの品格 終恋』
12月12日(金)全国公開
出演:行平あい佳、青柳翔、片山萌美、坂上梨々愛、こころ、髙石あかり、石橋侑大、新納慎也、寺島まゆみ
原作:湊よりこ『セフレの品格』(双葉社 JOUR COMICS)
監督:城定秀夫
脚本:城定秀夫、谷口恒平(終恋)
制作プロダクション:レオーネ
企画・製作・配給:日活
©2025 日活
公式サイト:https://sfriends-pride-movie.com/
公式Twitter:@sfriends_movie

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