韓国版『プリキュア』が大人気? aespaともコラボ『ティニピン』のグローバル人気に迫る

K-POPとのコラボにマンガ連載、広がるIP戦略
『ティニピン』が日本上陸したのは2020年で比較的若いIPと言えるが、この数年で着実に浸透している。その勢いはアニメの放送・配信にとどまらず、多方面へと広がっている。近年の特筆すべき動きは、人気K-POPグループaespaとのコラボレーションだろう。各メンバーをティニピン化したPVを作成し、グッズ展開も行っている。各メンバーの特徴をよく捉えており、ファンのコレクション欲を刺激する出来栄えだ。
その他、新人ガールズグループのHearts2Heartsも本シリーズとコラボした動画も発表している。
これらの展開が示すことは、ティニピンは非常に汎用性、可変性が高く、どんなものともコラボさせることができるという点だ。日本のIPで例えるなら『ハローキティ』にも近い展開力があると言えそうだ。今後もこうしたコラボは続々と出てくるのではないか。
韓国ではすでに本シリーズの劇場アニメ『愛のハチュピン』も公開され、韓国では123万人を動員している(こちらの脚本は荒川稔久)。さらに日本では『ぷっちぐみ』(小学館)にてマンガの連載も開始された。

2025年には、SHIBUYA109でポップアップストアも展開された。戦略的なIPの水平展開は着々と進んでおり、ティニピンの人気は確実に広がっている。
そうしたタイミングで新たなシーズンが放送・配信開始された。第2シーズンで残されたジェニーとの確執を引き継ぐ3シーズンは、本シリーズの人気をさらに拡大させることになりそうだ。
■配信情報
『シークレット キャッチ!ティニピン』
YouTubeほかにて配信中
©SAMG. All rights reserved.
公式サイト:https://www.kids-station.com/pickup/catchteenieping/index.html
公式YouTube:https://www.youtube.com/@teeniepingTV_jpn






















