シドニー・スウィーニーの魅力が爆発 “鬼”に負けないホラー『IMMACULATE 聖なる胎動』

リアルサウンド映画部の編集スタッフが週替りでお届けする「週末映画館でこれ観よう!」。毎週末にオススメ映画・特集上映をご紹介。今週は、夏といえば『学校の怪談』の宮川が『IMMACULATE 聖なる胎動』をプッシュします。
『IMMACULATE 聖なる胎動』
純粋な劇場映画としては『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』以来約5年ぶりとなる『鬼滅の刃』の新作映画『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』の公開で大盛況の映画館。異例の上映回数が再び話題になっているように、競合するのを避けてか7月18日公開の新作映画は異常に数が少ない。
そんな中、今週公開の映画で自信を持ってオススメしたいのが、シドニー・スウィーニー主演のホラー映画『IMMACULATE 聖なる胎動』だ。
何が良いって、上映時間がなんと89分(!)であること。それだけで素晴らしい(ちなみに『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』の上映時間は155分です)。30℃超えの猛暑が続く中、冷房がガンガン効いた映画館で約90分のホラー映画を観る。いやぁ、それだけで最高じゃないですか。
主人公は、シドニー・スウィーニー演じる修道女・セシリア。イタリアの田園地帯に佇む修道院へと招待され、修道生活にを送っていたセシリアはある日、処女であるにもかかわらず妊娠していることが発覚する。ショックを受けるセシリアに対し、同僚たちは彼女を次の聖母マリアとして崇め、妊娠を祝福する。一方で、赤いフードを被った謎の集団が現れたり、修道女が自殺したり、修道女が拷問を受ける姿を目撃したりと、セシリアの周囲では奇妙なことが起こり始める。身の危険を感じたセシリアは、頑なに外出を許可しない神父たちの目を盗んで修道院を抜け出そうとするが……。






















