シドニー・スウィーニーの魅力が爆発　“鬼”に負けないホラー『IMMACULATE 聖なる胎動』

　あらすじの通り、ストーリーとしてはオーソドックスな修道院ホラー。だが、中盤からラストにかけての怒涛の展開がとにかく見応えあり。割とグロめな残虐描写もホラーファンとしてはポイント高め。

　そして何よりもセシリア役のシドニー・スウィーニー。『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』『ユーフォリア／EUPHORIA』『恋するプリテンダー』『マダム・ウェブ』などなど、話題作への出演が途絶えないスウィーニーだが、本作でも彼女の魅力は健在。「このシーン、絶対シドニー・スウィーニーだから入れただろ！」というちょっと笑ってしまうような描写も。

　監督を務めたのは、『観察者』（2021年）でもスウィーニーとタッグを組んだマイケル・モーハン。彼女が映える演出で魅せていくのは、さすがシドニー・スウィーニーの魅力をわかっているからこそ。ラストのスウィーニーの“叫び”は必見だ。

■公開情報
『IMMACULATE 聖なる胎動』
新宿武蔵野館ほかにて公開中
出演：シドニー・スウィーニー
監督：マイケル・モーハン
配給：クロックワークス
2024年／アメリカ・イタリア／89分／5.1ch／ユニビジウム／英語・伊／G／原題：Immaculate／字幕翻訳：髙橋彩
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公式サイト：https://klockworx.com/immaculate
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