吉沢亮主演『国宝』興行収入44億円突破 4週連続で金土日前週比超えの快挙

吉沢亮主演『国宝』興行収入44億円突破

 公開中の吉沢亮主演映画『国宝』の興行収入は44億円を突破し、金土日興行収入が4週連続で前週比超えを記録したことが発表された。

 2017年から朝日新聞にて連載された吉田修一の同名小説を映画化する本作。任侠の一門に生まれながらも、歌舞伎の世界に飛び込み、芸の道に青春を捧げ、芝居だけに生きてきた喜久雄の見果てぬ夢を追い求める壮大な物語だ。

 主演の吉沢が演じるのは、任侠の一門に生まれながらも、歌舞伎役者の家に引き取られ芸の道に人生を捧げる主人公・喜久雄。そして横浜流星が、喜久雄を引き取った名門の跡取り息子であり、歌舞伎役者になることを運命づけられた俊介を演じる。そのほか、渡辺謙、高畑充希、寺島しのぶ、田中泯、森七菜、見上愛、永瀬正敏、宮澤エマ、黒川想矢、越山敬達、三浦貴大、嶋田久作らが共演に名を連ねた。

 監督を務めるのは、『悪人』『怒り』と吉田作品を映画化した経験を持つ李相日。脚本は、『時をかける少女』『サマーウォーズ』『コーヒーが冷めないうちに』などで知られる奥寺佐渡子が手がける。撮影を担当するのは『アデル、ブルーは熱い色』で第66回カンヌ国際映画祭パルムドールを獲得したソフィアン・エル・ファニ。今回、李監督たっての希望で参加となった。

 6月6日に公開された本作は、公開31日間で、観客動員数 319万人、興行収入44.8億円を記録。公開5週目でもなお、金土日の観客動員数と興行収入が、前週比を超えて伸び続ける異例の数字を記録しており、4週連続で金土日前週比を上回るのは、興行収入135億円を突破した『ボヘミアン・ラプソディ』に並ぶ記録だ。

 週末観客動員ランキングも、公開3週目、4週目に引き続き、3週連続で第1位を記録。6月末に行われた大ヒット御礼舞台挨拶では、主演の吉沢と李監督が登壇し、吉沢は、「この作品が、本当にたくさんの方に愛していただけて、うれしい限りです」とコメント。李監督は、「末永くこの『国宝』という作品を愛してください。皆さんにとって宝のようになってくれたらと望んでおります」と大ヒットへの感謝を伝えた。

■公開情報
『国宝』
全国公開中
出演:吉沢亮、横浜流星、高畑充希、寺島しのぶ、森七菜、三浦貴大、見上愛、黒川想矢、越山敬達、永瀬正敏、嶋田久作 宮澤エマ、田中泯、渡辺謙
監督:李相日
脚本:奥寺佐渡子
原作:『国宝』吉田修一著(朝日文庫/朝日新聞出版刊)
製作幹事:アニプレックス 、MYRIAGON STUDIO
制作プロダクション:クレデウス
配給:東宝
©吉田修一/朝日新聞出版 ©2025映画「国宝」製作委員会
公式サイト:kokuhou-movie.com
公式X(旧Twitter):https://x.com/kokuhou_movie
公式Instagram:https://www.instagram.com/kokuhou_movie/
公式TikTok:https://www.tiktok.com/@kokuhoumovie

関連記事

リアルサウンド厳選記事

インタビュー

もっとみる

Pick Up!

「ニュース」の最新記事

もっとみる

blueprint book store

もっとみる