『親友かよ』メインキャストのトニー&ジャンプにインタビュー 役作りや撮影秘話を明かす

『親友かよ』メインキャスト陣が明かす裏側

トニーとジャンプの好きな映画は?

ーー劇中では、短編映画の制作を含めていろんなことに挑戦されたと思います。特に思い出深いシーンがあれば教えてください。

トニー:狐の格好で体にペイントするシーンですね。「ここまでやるか!」と思いましたけど、完成した映像を観て、やってよかったと思いました。卓球のラケットのコスプレも大変でしたが(笑)、すべてがいい経験でした。

ジャンプ:短編映画の撮影シーンはジョーが亡くなったあとの出来事なので、観ていてとてもおもしろかったです。偽ドラえもんが出てきたり、卓球のシーンも(笑)。若者のエネルギーに溢れた素敵な雰囲気がありました。

アンソニー・ブイサレート(トニー)

ーー撮影を通してお互いの仲も深まったと思います。改めて、お互いの魅力を教えてください。

トニー:ジャンプ、先にお願い!

ジャンプ:いや、僕のほうが先輩だから、トニーが先で(笑)。

トニー:わかった(笑)。ジャンプはとにかくいい人。ジョーみたいに陽気で、常にポジティブなエネルギーを持っているんです。それをずっと表現し続けるのはすごいことだと思います。ちゃんと褒めておかないとね(笑)。

ジャンプ:ありがとう(笑)。トニーは自信があって、チャーミングで若者らしいエネルギーを持っています。何も恐れずに思い切って取り組める人ですね。リヴァプールを応援してるところもいいですね(笑)。彼は素晴らしい俳優になると思います。

ピシットポン・エークポンピシット(ジャンプ)

ーー最後に、2人の“好きな映画”について教えてください。

トニー:配信でいっぱい映画を観るんですけど、ちょうど3日前に1933年の『生活の設計』という古い映画を観て感動しました。シンプルな三角関係の話ですが、映像や言葉遣いがとても魅力的で、大好きな作品になりました。

ジャンプ:僕は映画賞にノミネートされるような作品が好きです。最近はドラマですけど、Netflixで配信が始まった『マッド・ユニコーン』がオススメです。パワーを感じる作品で、すごくインスピレーションを受けました。

トニー:普段ドラマを観ない僕でも、一気に観てしまうくらい面白い作品です!

ジャンプ:でもまずは『親友かよ』を観てくださいね!

トニー:ぜひよろしくお願いします!

■公開情報
『親友かよ』
新宿シネマカリテ、渋谷シネクイント、池袋HUMAXシネマズほかにて公開中
出演:アンソニー・ブイサレート、ピシットポン・エークポンピシット、ティティヤー・ジラポーンシン
監督・脚本:アッター・ヘムワディー
プロデューサー:ワンルディー・ポンシッティサック、バズ・プーンピリヤ
製作:GDH 559 Co., Ltd.
制作:Houseton
配給:インターフィルム
協力:大阪アジアン映画祭
後援:タイ国政府観光庁
2023年/タイ/タイ語/130分/1.85:1/5.1ch/DCP/英題:Not Friends/字幕翻訳:橋本裕充/字幕監修:高杉美和
©2023 GDH 559 AND HOUSETON CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED
公式サイト:notfriends.jp
通訳:高杉美和

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