宮世琉弥、冷徹な悪役は「精神的にきつい部分もあった」 俳優業に抱く熱い思いも

宮世琉弥、俳優業に抱く熱い思い

「“もっと頑張らなきゃ”と焦る気持ちが、成長につながるはず」

ーー2024年10月期は『スノードロップの初恋』(カンテレ・フジテレビ系)で主演を務め、2025年1月期は『問題物件』(フジテレビ系)にメインキャストとして出演されていました。『アンダーニンジャ』や『顔だけじゃ好きになりません』、『パリピ孔明 THE MOVIE』など出演映画の公開も立て続けにあり、本当にお忙しそうですよね。

宮世:ありがたい限りです。皆さんのお陰です。

ーー俳優業を始められてから6年になりますが、ご自身のなかで成長しているなと思う部分はありますか?

宮世:そうですね……やっぱり、まだまだだなと思う部分のほうが多いです。役者のお仕事って、到達点がないじゃないですか。いつまで経っても、ずっと反省の繰り返しというか。“レベル上げ”をしている感覚なんです。お芝居には正解も不正解もないからこそ、僕は人それぞれやり方が違う中で、エンタメが生まれていると思っています。

ーーなるほど。

宮世:“みんな違っていい”というよりは、“みんな違うからこそいい”みたいな感じです。そこに、監督やプロデューサーさんがいて、「こういう作品を作りたい」と熱い思いを伝えてくださって、僕らはその思いに応えていく役職なので。そこは大事にしていきたいです。

ーー今は反省点が目につくことのほうが多いんですね。

宮世:そうですね。一つひとつのシーンが終わるたびに反省しています。オンエアを観ても、自分の演技がうまいとは思えないですし。でも、それがなくなったら終わりだなとも思っているんです。「もっと頑張らなきゃ」と焦る気持ちが、成長につながるはずなので。

ーー今後、やってみたいお仕事のジャンルはありますか?

宮世:『キングダム』に出たかったです……! 僕、漫画もアニメも大好きなんです。なので、実写化されることが決まったときに、好きだからこそ、一人ひとりのキャラクターに思い描いているものがあるというか。本当に大好きで心の底から愛していると言える『キングダム』のような作品にいつか出たいです。ぜひよろしくお願いします!(笑)。

『いつか、ヒーロー』の画像

いつか、ヒーロー

桐谷健太が主演を務めるオリジナルドラマ。金もなければ仕事もない元児童養護施設職員のアラフィフ男・赤山が、夢を失くしたかつての教え子たちとともに、腐った巨大権力相手に痛快な復讐劇を繰り広げる。

■放送情報
『いつか、ヒーロー』
ABCテレビ・テレビ朝日系にて、毎週日曜22:15〜放送
TVer、ABEMAにて見逃し配信
U-NEXT、Prime Videoにて全話配信
出演:桐谷健太、宮世琉弥、長濱ねる、泉澤祐希、曽田陵介、星乃夢奈、でんでん、小関裕太、駒木根葵汰、板谷由夏、北村有起哉
脚本:林宏司
監督:アベラヒデノブ、星野和成、松本喜代美、松浦健志
チーフプロデューサー:南雄大(ABCテレビ)
プロデューサー:小森千裕(ABCテレビ)、比屋根り子(ABCテレビ)、松野千鶴子(アズバーズ)、増田玲介(アズバーズ)
主題歌:「HERO」石崎ひゅーい(EPIC Records Japan)
制作協力:アズバーズ
制作著作:ABCテレビ
©︎ABCテレビ
公式サイト:https://www.asahi.co.jp/itsukahero/
公式X(旧Twitter):@abcdrama_hero
公式Instagram:@abcdrama_hero
公式LINE:@abc_drama

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