北川景子、阿部亮平らが大森南朋の「カッコよさ」を称賛 平祐奈は子役・倉田瑛茉を溺愛

北川景子が主演を務める連続ドラマ『あなたを奪ったその日から』(カンテレ・フジテレビ系)の制作発表が4月17日に都内で開かれ、北川をはじめ、共演の仁村紗和、平祐奈、阿部亮平(Snow Man)、筒井道隆、大森南朋、さらにスペシャルゲストとして倉田瑛茉が登壇した。

本作は、サスペンスフルなストーリーの中で生まれる親子愛を描く物語。食品事故で子どもを失った母親・中越紘海を演じる北川は、作品のテイストとして重たいシーンが多いが、現場の雰囲気が良いので、ずっしりとした作品を撮っているという感覚はないという。紘海は、事故を起こした惣菜店の社長・結城旭(大森南朋)を恨み、旭の子どもである萌子(倉田瑛茉)を誘拐、やがては狂気さえ漂い始める役で、ずっとこの役ではいられないため、きっちりオン・オフを切り替えながら役に臨んでいるようだ。
演じる上で心がけていることを聞かれた北川は、「体当たり」と答える。「お芝居をしてみると自分が想像していたものではない芝居が生まれることもたくさんあって、今回は特にそういう性質の作品だと思うんです。自分はそこにいたらどうなるのか、自分でもそれを楽しみにして感じたままにやる」「今回は身を削って体当たりでやるのが合っている作品だと思います」と自身の心持ちを明かした。

事故を起こした惣菜店の社長・結城旭を演じる大森は、北川の体当たりを受け止めるポジションにいる。「こちらも体当たりで向かわないといけないこともあるので、台本だけでは拾いきれない人間の機微、まさか自分がこんな気持ちになるのかみたいなことも楽しんでいます」と大森はコメントする。

北川と大森は、共に大河ドラマ『どうする家康』(NHK総合)に出演していた間柄。大森の印象を聞かれた北川は「カッコいいです」と即答。続けて、「みんな言ってます。共演のみんなもカッコいいって言ってますし、男性のスタッフの方々も『大森さんカッコいいな』とおっしゃっていて」と大森の方を向きながら褒め称えると、「世間とのズレがありますね……」「どんな顔をすればいいのかの正解が分からないです……」と照れくさそうにしていた。

梨々子(平祐奈)の家庭教師・玖村毅を演じる阿部は、「物語の核心に触れるくらい超重要なシーン」で大森と共演した際に、大森が事前に自分自身のことを調べ、話しかけてくれたことに感動したという。どうやら、大森の知人が阿部と高校・大学と全く同じ経歴だったので報告したというのだ。阿部は「それがすごい嬉しくて。そういうふうに考えてくださったのがカッコいいなと思いましたし、自分にとってはとても嬉しいことでした」と北川に続き、大森に賛辞を贈る。北川も「大事なシーンの日にそれをさりげなく言ってくださるのはカッコいいですね」とさらにコメントすると、大森は2人を見れなくなってしまい、阿部が「あれ、今どんな顔したらいいか分からなくなってます?」と前に座る大森の顔を覗き込んでいた。






















