ぺ・イニョク、キム・ジウンら『チェックイン漢陽』ファンミで来日 「本当に幸せでした」

Leminoにて日本独占配信中の韓国ドラマ『チェックイン漢陽(ハニャン)』のファンミーティングが4月26日に豊洲PITにて開催され、ぺ・イニョク、キム・ジウン、チョン・ゴンジュ、パク・ジェチャン(DKZ)が来日した。
『チェックイン漢陽』は、朝鮮時代の豪華旅閣「龍天楼(ヨンチョンル)」を舞台にした注目の青春ロマンス時代劇。父の死の真相を探るため男装して潜入したホン・ドクス(キム・ジウン)と、王室を守るために飛び込んできた王子イ・ウン(ペ・イニョク)、父によって強制的に入ることになったチョン・ジュナ(チョン・ゴンジュ)、没落した家の復興のために入ってきたコ・スラ(パク・ジェチャン)が、「ハオナ(ですが)四人衆」として数々の試練に立ち向かい、時に対立しながらも強い絆を育んでいく。
イベント前半は、それぞれの役づくりにはじまって、キャスト自らのキャラクター関係性解説など、ドラマを振り返りながらのトークが繰り広げられ、後半は、一転、ドラマにちなんだファン参加型のゲームが展開された。昼夜2回にわたって行われたイベントは、終始ファンたちの熱い声援に包まれた。
「今日は素敵な時間を過ごしましょう」というぺ・イニョクを筆頭に、4人の日本語の挨拶からスタートしたファンミーティング。日本に到着して何をしたかという最初の質問に、パク・ジェチャンは「ゴールドジムに行って、寿司を20皿食べた」と報告し、早速会場を沸かせる。チョン・ゴンジュも「みなさまとお会いする前なのだから、食べるのを我慢するべきだったのですが、新宿の居酒屋でビールを飲みながら、唐揚げ、天丼、鍋料理を平らげました」と言って同じく笑いを誘った。ちなみにキム・ジウンは「みなさまに綺麗な姿をお見せしたかったので、あまり食べることはできなかった」そう。
今回のイベントで久しぶりに集まったという4人。撮影現場では「僕たち本当に友人のように過ごしていました」とペ・イニョク。続けて、「だから、撮影にはリラックスして臨めました。台本に書かれていること以外にもアドリブも多かったですね。そんなアドリブシーンも楽しんでいただけると嬉しいです」とコメント。
会場にドラマのダイジェスト映像が流れると、ファンたちと一緒にドラマを振り返る4人。「たくさん観てきたシーンではあるけれど、改めて見ると感慨深いですね。ファンの皆さんと一緒に観ると、その場でリアクションがあるじゃないですか。ちょっと恥ずかしかったです」というのは、ドラマで鍛え上げた肉体も披露したチョン・ゴンジュ。一番印象に残ったシーンはという質問では、「やはりゴンジュさんの脱いだところですね」と他の3人の意見も一致した様子。「そのシーンの撮影で笑いを堪えるのが大変だった」とパク・ジェチャンも告白し、仲のいいところを披露した。
「現場ではそうした楽しいこともありますが、一方で、センシティブになってしまうところもあるんですね。僕たち四人衆は、演技についてはいつも本当に真剣に取り組んでいるんです。だから、センシティブに悩んでしまう場合も少なくないのですが、そんな時、お互いに話していると気持ちが楽になりました。お互いがお互いを頼りながら、寄り添いながら、だから最後まで楽しく撮影がすることができたと思います」(チョン・ゴンジュ)。
さらに、ドラマ登場人物の相関図をキム・ジウンとぺ・イニョクが自ら解説し、4人がそれぞれの役づくりについても語った。父である現国王の密命を受け、「龍天桜(ヨンチョンル)」を探るため見習いとなるイ・ウンを演じるぺ・イニョクは、「王宮にいる時と『龍天桜』にいる時と違いを演じ分けなければならないと思いました。そのために、言葉使いやトーンを重点的に意識するようにしましたね」と語る。
殺された父の復讐のために「龍天桜」に入った男装ヒロインのホン・ドクス役のキム・ジウンは、「私のキャラクターは男装している女性。ドラマ最初の方のシーンでは、メイクもあまりしないで過ごしましたし、体重の管理もあえてしないようにしていたんです。なので、ちょっと丸々と大きくなって男性らしい部分が表現されていたのではと思います」とコメント。
「龍天桜」の息子という正体を隠し見習いとなったチョン・ジュナを演じたチョン・ゴンジュは、「僕は、現場でアドリブをしながら自由に演技するのを好むタイプなんです。なので、監督はジュナにもっと真面目で純粋なキャラクターを望んでいたと思うのですが、僕は自由奔放なジュナを演じてみたく、のらりくらりとしたちょっと太々しい姿になりました」と話した。
時代劇初挑戦のパク・ジェチャンが演じたのは、没落した実家の商団を再建するために「龍天桜」の見習いとなったコ・スラ。「まずは、時代劇をたくさん観ました。スラという人物は家族のために「龍天桜」で絶対に成功しなければならないという強迫観念に駆られているキャラクターじゃないですか。自分自身も練習生時代は、絶対にデビューしたいという熱い情熱を持っていました。そのことを重ね合わせながら、スラというキャラクターを作っていきました」と熱く語った。
後半戦は、ドラマにちなんだファン参加の3つのゲームが用意され、会場が大いに盛り上がった。最初のゲームは、ドラマの重要モチーフの一つでもあるサイコロを使った「ゾロ目を出せる? 巨大サイコロテスト」。大サイズのサイコロを転がして、出た目のその数の大きさで勝負するのだが、ゾロ目が出たら、そちらが勝ちというルール。4人はぺ・イニョクとキム・ジウン、チョン・ゴンジュとパク・ジェチャンの2組に分かれ、それぞれに会場から選ばれたファン2名ずつが合流して競い合ったのだが、結果はゾロ目を出したチョン・ゴンジュ×パク・ジェチャンの勝利。2つ目は「従業員は以心伝心! 絵で伝えろテスト」。それぞれのチームの俳優たちが渡されたお題を絵に描き、その絵を見て、チームがお題を当てるというもの。こちらは引き分けで終わり、ゲームは最後の双六ゲームへ。サイコロを振って、その出た数だけ、客席内に書かれた数字の場所に進むのだが、舞台を降りて、客席までやってくるペ・イニョク、チョン・ゴンジュ、パク・ジェチャンたちにファンも大興奮。俳優もファンも一体となって最後のゲームを楽しんだ。
一人客席に降りることができなかったキム・ジウンは最後の挨拶で「思っているよりも時間があっという間に過ぎてしまいました。最後のゲームでは、私も舞台を降りて、皆さんの近くにいきたかったのに、残念です。これからも一生懸命頑張って、いいものを作っていきたいと思います。今日はありがとうございます」とイベント終了の名残を惜しんだ。ペ・イニョクは「今日は皆さんに本当に良いエネルギーをたくさんもらうことができました。また再会できるその日まで、皆さんも幸せな一日1日をお過ごしください」と、パク・ジェチャンは「僕自身は不思議な感覚に囚われました。4人でドラマの撮影しているときは、このように日本に来るとは思ってもいませんでしたから。皆さんと楽しい時間を過ごすことができ、本当に幸せでした。もっと一生懸命に頑張って、また皆さんに会いに来れるようにしたいと思います」と挨拶し、チョン・ゴンジェは日本語で大きな声で一言「愛している!」と叫び、イベントは幕を閉じた。
■配信情報
『チェックイン漢陽』
Leminoにて独占配信中
出演:ペ・イニョク、キム・ジウン、チョン・ゴンジュ、パク・ジェチャン
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公式サイト:https://www.welovek.jp/checkinhanyang/



























