映画好きが体感した“ゲームの新境地” Razer×マーベル・ライバルズ、超没入体験をレポート

Razer×マーベル・ライバルズ体験レポート

 映画を観るなら迷わず4DX一択の筆者。「自宅でも4DX体験ができるらしい」という噂を耳にし、半信半疑のまま、RazerのSensa HD ハプティクス技術を搭載した『マーベル・ライバルズ』シーズン2「地獄の晩餐会」(以下、『マーベル・ライバルズ』)に挑戦してみることに。

 普段はもっぱら映画&アニメ担当、ゲームに関しては『大乱闘スマッシュブラザーズ』や『マリオパーティ』をちょこっとかじった程度の“エンジョイ勢”な筆者でも、まるで戦場に飛び込んだかのような臨場感に、思わず声が出てしまったほどだった。そんな筆者の視点から、“観る”から“感じる”へとゲームの常識を覆してくれた、Razer Sensa HD ハプティクス技術による次世代のエンタメ体験をレビューしていく。

ヒーロー×ヴィランの垣根を越えた共闘が実現!

「Razer Wolverine V3 Pro」(ワイヤレスコントローラー)

 超没入型のRazerと夢のコラボを果たした『マーベル・ライバルズ』は、マーベル・ユニバースの長い歴史の中でも屈指の知性と野望を誇るヴィラン、「ドクター・ドゥーム」を中心に展開される、全く新しいPvP型チームシューティングゲーム。注目すべきは、現代のドゥームに加えて、2099年の未来から現れた“もうひとりのドゥーム”が登場するという点。時間軸すら超越したこのふたりのドゥームの衝突は、いわばマルチバースの秩序そのものを揺るがす危機を意味する。この危機に際し、通常であれば交わることのない並行世界のヒーローとヴィランたちが、共通の敵を打倒するべく手を組む。言い換えれば、『マーベル・ライバルズ』は“マルチバース・オールスター戦争”とでも呼ぶべき壮大な世界観を持つタイトルなのだ。

 「ドクター・ドゥーム」といえば、原作コミックでは『ファンタスティック・フォー』シリーズの宿敵として知られている。彼の存在感は、単なる“ヴィラン”という枠を超えて、マーベル世界における哲学的・政治的対立軸を体現しているともいえる。

 そんな『マーベル・ライバルズ』では、アベンジャーズ、X-MEN、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーなど、マルチバース全域から33名(匹)に及ぶプレイアブルキャラクターが参戦。スパイダーマン、ウルヴァリン、ソーといった人気ヒーローはもちろん、ロキやヴェノムといった名だたるヴィランも登場。ヒーロー対ヴィランの構図を超え、あらゆる組み合わせが可能となったことで、かつてない夢のチームアップが実現できるというのだ。

 実写のマーベル作品でいえば、2024年7月27日にサンディエゴ・コミコンで発表された、ロバート・ダウニー・Jr.の“ドクター・ドゥーム役”での復帰が大きな話題を呼んだ。10年近くアイアンマンを演じてきた彼が、今度はヴィランとして戻ってくるという展開は、ファンにとっても驚きだった。MCUの世界はますます複雑さを増しているが、『マーベル・ライバルズ』では、ヒーローとヴィランの垣根を越えた“夢の対決”や“禁断の共闘”を、自宅で、自分の推しキャラとともに何度でも味わうことができる。まさに、映画のような没入感を求める人にこそプレイしてほしい一作だ。

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