若さより輝く時がある 『続・続・最後から二番目の恋』が教えてくれる“愛おしい”毎日

『最後から二番目の恋』和平×千明の新生活

 4月21日に放送された『続・続・最後から二番目の恋』(フジテレビ系)第2話では、長倉和平(中井貴一)そして吉野千明(小泉今日子)、それぞれの生活に新しい風が吹いていた。

 和平は、鎌倉市観光協会に新たなスタッフとしてやってきた早田律子(石田ひかり)に挨拶。すると律子は「今日が私の人生の第二のスタートなんです」と意気込んでみせたのであった。

 一方、胸の動悸を感じて病院に来ていた千明は、目の前に現れた医師・成瀬千次(三浦友和)の爽やかさに少し心惹かれ気味。成瀬も千明の顔を見て、亡き妻とそっくりなことに驚いていた。さらに、病院を後にした千明は、蕎麦屋でもたまたま成瀬と相席に。そこで成瀬の人柄を知り、千明は完全に心を捕まれるのであった。

 そんな恋の始まりを予感させた2人の新生活。しかし、今回の物語の軸はまた別のところで展開していった。それは“セカンドライフ”という言葉だ。30代の筆者からすればセカンドライフ、第二の人生とは非常に前向きな言葉だと思っていた。

 しかし、59歳、セカンドライフ(ここでは定年退職後の人生という意味)を目前に控えている千明の本音は「セカンドライフ、セカンドライフ言われてさ。また人生やり直すのかよ、うるせーよと思っちゃう」とのこと。さらに、もうすでにセカンドライフを歩み始めている63歳の和平も、娘・えりな(白本彩奈)から「あんまり無理しないでね」「風邪ひかないでね」と健康を心配される日々。これには和平「無理したい年頃なんだ」と言い返すのであった。

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