柳楽優弥「『ガンニバル』を世界にぶちかましたい」 堂々のシーズン2に自信

柳楽優弥、『ガンニバル』シーズン2に自信

 ディズニープラス スターにて3月19日より配信がスタートする『ガンニバル』完結編・全世界最速上映イベントが3月18日にTOHOシネマズ 新宿で行われ、柳楽優弥、笠松将、吉岡里帆、志水心音、吉原光夫、恒松祐里、倉悠貴、澤井一希、片山慎三監督が登壇した。

 2022年12月にディズニープラス スター日本発オリジナルシリーズとして実写ドラマ化されたヴィレッジ・サイコスリラー『ガンニバル』。日本を代表するキャスト・スタッフが集結した同作は、日本ドラマのクオリティを超えた作品として多くの熱狂的なファンを生み出した。待望の続編にして完結編となるシーズン2は「人が喰われる村」供花村に隠されたすべての真実が明らかになる。

柳楽優弥

 主人公の警察官・阿川大悟を演じる柳楽は「シーズン1からのファンの皆さんに背中を押していただき、胸を張って送り出せるシーズン2ができ上がりました」と自信をのぞかせた。大悟の妻・阿川有希役の吉岡は「先ほどディズニープラスの方から、『ガンニバル』は日本の作品でもっとも世界で多く観られているドラマなんです、というお話をいただきました。こんなに誇らしいことはないです」と感慨無量の表情。大悟と有希の娘・ましろ役の志水は「『ガンニバル』は一人ひとりの正義があって、最後どうなるかが見どころです」とシーズン2の見どころを紹介した。

笠松将

 シーズン1からパワーアップした点について、柳楽は「シーズン2は決着に向けて進むのでペースがすごく上がります。アクションシーンも増えるし、エンターテインメントの入口としてもすごいおもしろくて、シーズン2から始めて1に行くのも意外とアリかも」と言えば、後藤恵介役の笠松は「アクションのシーンが本当にすごくて、片山監督の狂気と柳楽さんの執念に僕らは必死に食らいついていった感じです。お芝居のシーンとコントラストがすごく絶妙」と絶賛。片山監督は「シーズン2はシーズン1よりアクションのシーンが多いんですね。アクションでどう迫力を出すか、日本のドラマにないような派手なカーアクションにどう取り組んでいくかを意識して取り組んだ」と力を込めた。

恒松祐里

 恒松と倉はシーズン2からの登場。恒松が演じるのは供花村に狂気をもたらした若き日の後藤銀だ。「銀を演じるのは本当にパワーがいりましたが、頑張ってよかった」と話す恒松は、原作を熟読して撮影に臨んだ。「原作で銀が村人に虐げられるシーンがあるんですけど、その一コマをスマホのロック画面にして、半年くらいずっと見て供花村への復讐心を日々蓄積しました」と気合十分。倉は銀に見初められて供花村の呪いに取り込まれる神山正宗を演じた。本作の大ファンという倉は「この作品が好きなのもあって、お誘いをいただいた時は断ろうと思ったくらい今もプレッシャーを感じています。役作りでは狂っていくさまを演じるのが初めてで、演技としても武者修行みたいですごく勉強になりました」と振り返った。

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