『おむすび』「夢ノート」が変わらないメッセージの象徴に 予告に大騒ぎの“朝ドラ受け”も

『おむすび』大騒ぎの“朝ドラ受け”

 令和2年(2020年)2月、横浜港に停泊中のクルーズ船で、新型コロナウイルスの感染が確認された。第23週からはコロナ禍へと突入し、新淀川記念病院で働く医療従事者の結にとっては終わりの見えない日々へと入っていくことは言うまでもない。予告では「レッドゾーン」というゾーニングを示す単語も確認でき、『おむすび』の視点でのコロナ禍が描かれていくのだろう。

 一方で、結は菜摘が働くフォーチュンストアから商品開発部専属の管理栄養士にならないかと、いわゆるヘッドハンティングを受けており、予告では「米田先輩 辞めちゃうんですか?」「本当にごめんなさい」という耳を疑うような会話も飛び出している。冒頭で先述した“朝ドラ受け”では、キャスターの博多華丸が「なんなん、あのヘッドハンティング? あの人はどうなるの? 元々いた」と管理栄養士の土屋(森優作)を心配しながら、「おかしいやろ? あの部長!」とほぼ豊岡への不平不満を“窓口”の博多大吉にぶちまける。鈴木奈穂子アナウンサーは、結が花たち家族と離れ離れになってしまうのではないかと危惧。『おかえりモネ』にはじまり、現在再放送中で話題の『カムカムエヴリバディ』など、すでに多くの朝ドラで描かれてきたコロナ禍を結たちはどのように乗り越えていくのか。

■放送情報
連続テレビ小説『おむすび』
NHK総合にて、毎週月曜から金曜8:00〜8:15放送/毎週月曜〜金曜12:45〜13:00再放送
BSプレミアムにて、毎週月曜から金曜7:30〜7:45放送/毎週土曜8:15〜9:30再放送
BS4Kにて、毎週月曜から金曜7:30〜7:45放送/毎週土曜10:15~11:30再放送
出演:橋本環奈、佐野勇斗、仲里依紗、麻生久美子、北村有起哉
語り:リリー・フランキー
主題歌:B'z「イルミネーション」
脚本:根本ノンジ
制作統括:宇佐川隆史、真鍋斎
プロデューサー:管原浩
写真提供=NHK

関連記事

リアルサウンド厳選記事

インタビュー

もっとみる

Pick Up!

「リキャップ」の最新記事

もっとみる

blueprint book store

もっとみる