三宅裕司、小倉久寛のツッコミ力を絶賛 45年以上変わらないところは「生まれついての子分肌」

45年以上の付き合いだという2人。そのなかでも変わらないことはあるか、と問われた三宅は「(小倉は)生まれついての子分肌なんですよ。割と僕が親分肌なので、それで(関係が)うまくいってると思うんです。ただ、ずっと『ひとり立ちしろ』とは言っていて、何度か『小倉久寛ひとり立ち公演』もやったんです。今回久しぶりにコントライブをやるんですけど……ひとり立ちしていませんね」と評価し、記者らを笑わせた。

「(小倉は)周りに身をゆだねている、うらやましい生き方」と語る三宅をよそに「人についていく生き方もラクですよ(笑)。その代わり、ついていく人を見極めないとダメ……いま、いいこと言いましたね」と小倉。「50年近く前に(三宅を見て)この人だと思いました」と笑いを交えつつ振り返った。
昨年70歳を迎えた小倉だが、心境の変化はあったのだろうか。記者に訊ねられると「ないですよ。体力も特に落ちてないです。ちょっとずつ落ちているかもしれないので、気が付かないだけかもしれませんね」と語る。
73歳の三宅が疲れがとれにくい、疲れが残る自覚がある、という話をするも「みなさんそうおっしゃるんですけど、僕、若いときから疲れた感じでやっているんで(笑)。あとは疲れるようなことはやらないんです。若いころからテキパキと動く感じではなく、ゆったりしているので、そう感じないんですよね」と振り返った。

最後に本舞台のPRを求められると、三宅は5本のコント、小倉のツッコミコントがあることを再び紹介しつつ「やることがいっぱいあるエンターテインメントの舞台となっております!」とアピール。
続いてマイクを向けられた小倉だが、三宅のコメントを受けて「だいたいそんな感じです」と省エネモードでPRした。
今回は舞台上に楽屋を用意しているため、三宅や小倉は出ずっぱり。小倉はその演出に対する自分の想いを説明したいのだが、うまくいかない一幕があった。すると、三宅が小倉の言葉をさえぎり「とにかく頑張ります。よろしくお願いいたします」と一礼。こうして、終始息のあったコンビネーションを見せ、笑いあふれる取材会となっていた。
■公演情報
小倉久寛 生誕70年記念コントライブ『ザ・タイトルマッチ3 お楽しみはこれからだ~You ain’t heard nothin’ yet~』
日程:2月21日(金)~3月2日(日)
会場:紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYA
チケット料金:9,500円(全席指定・税込)
問い合わせ:SETインフォメーション:info@set1979.com






















