2代目“ファルコン”はお調子者？　『キャプテン・アメリカ：BNW』ダニー・ラミレスが語る

　2月14日に日米同時公開される『キャプテン・アメリカ：ブレイブ・ニュー・ワールド』より、2代目“ファルコン”ことホアキン・トレスを演じるダニー・ラミレスのコメントが到着した。

　本作は、『アベンジャーズ／エンドゲーム』（2019年）などを世に送り出してきたマーベル・スタジオの劇場公開新作映画にして、『シビル・ウォー／キャプテン・アメリカ』に続く『キャプテン・アメリカ』シリーズ最新作。“初代”キャプテン・アメリカことスティーブ・ロジャースから最も信頼され、『アベンジャーズ／エンドゲーム』のラストでヒーロー引退を決めたスティーブから盾を託されたサム・ウィルソン（アンソニー・マッキー）の物語だ。

　本作でサムの仲間として活躍するのが、“元ファルコン”のサムからフライトスーツを受け継ぎ、2代目“ファルコン”として飛翔する男ホアキン・トレス（ダニー・ラミレス）。サムがキャップとして活動を始めたタイミングで、彼からスーツを受け継ぎ、“ファルコン”として活動を開始する、アメリカ空軍中尉だ。潜入捜査を行うスキルと行動力を持つ彼は、これまでも情報収集能力を駆使してサムを手助けしてきた。ホアキンを演じるラミレスは、2人の関係について、「兄と弟のようであり、師弟関係でもある。仕事を通じて絆を築いたんだ。サムはホアキンを若い頃の自分自身と重ね、ホアキンはサムに憧れている。ホアキンはサムのようになりたいと思っているから、彼にとっては憧れのヒーローと一緒に仕事ができるようなものなんだ」と説明。そんな彼らが魅せるアクションについては、「空中で戦う2人の副操縦士を見ているような感じで、楽しいと思うよ！　本当に楽しくて、かつリアルなアクション がたくさんあるはずだ」と熱を込めた。

　ラミレスは、サムを演じるアンソニー・マッキーに対してのリスペクトも熱いよう。「アンソニーはユーモアのセンスに溢れている。彼は、私がこれまで会った中で最も面白く、最高なひとりだと思う。リーダーシップもある。間違いなく、この映画におけるサムのリーダーシップとも類似しているよ」と語る。ラミレスが熱烈に解説するように、サムやヒーローへの“憧れ”は、劇中でも随所で炸裂する。あるシーンでは、敵を追い空から参上したファルコンが、ノールックで最後のトドメを刺し、かっこよくキメた……と思いきや、こらえきれずに興奮のシャウト。そして、自らのクールな戦う姿を“クソッ 誰も見てない”と悔しがる。その姿は、若きお調子者ヒーローこと、スパイダーマン＝ピーター・パーカーをも彷彿とさせ る。

　本作についてラミレスは、「観客はきっと気に入ってくれると思う。映画館に戻って、幼い頃に感じたような、荒々しくて不思議で、でも心に深く突き刺さるような物語に導かれるような感覚を味わってほしい。この映画もそうであってほしいし、そうなると思う」と自信をのぞかせている。

■公開情報
『キャプテン・アメリカ：ブレイブ・ニュー・ワールド』
2月14日（金）全国公開
出演：アンソニー・マッキー、ダニー・ラミレス、リヴ・タイラー、ジャンカルロ・エスポジート、ハリソン・フォードほか
監督：ジュリアス・オナー
製作：ケヴィン・ファイギ
配給：ウォルト・ディズニー・ジャパン
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