冨永愛が俳優業で発揮する“カリスマ性” 『日本一の最低男』から『べらぼう』まで

冨永愛が俳優業で発揮する“カリスマ性”

 そんな冨永といえば、2024年末に公開された映画『グランメゾン・パリ』が大ヒット上映中で、ドラマに関しては『日本一の最低男』だけでなく、大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』(NHK総合)にも出演中。『大奥 - 八代将軍吉宗・水野祐之進編』(2023年/NHK総合)での徳川吉宗役が記憶に新しいところだが、はじめての大河ドラマにして2度目の時代劇への出演となった『べらぼう』では、幕府の実権を握る大奥の最高権力者・高岳を貫禄たっぷりに演じている。今永都とは真逆の役どころであり、彼女の俳優としての器の大きさを知ることができる機会になっているだろう。

『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』写真提供=NHK

 映画の大ヒットに貢献し、話題のドラマと歴史あるドラマに出演中ーーたまたまタイミングが重なっただけだともいえるが、これは日本のエンターテインメント界における現在の彼女の重要度を物語っているともいえるだろう。何せ、彼女の出演作はそもそも多くはないのだ。本業がスーパーモデルだということもあるが、彼女の俳優業が活発化してきたのはここ数年のことなのである。いまの流れを経て、俳優・冨永愛の姿を見られる機会が増えていくことになるかもしれない。

『日本一の最低男 ※私の家族はニセモノだった』の画像

木曜劇場「日本一の最低男 ※私の家族はニセモノだった」

“日本一の最低男”である主人公・大森一平が、家族を、社会を、そして日本を変えていくために奮闘する姿を描く完全オリジナル作品。

■放送情報
『日本一の最低男 ※私の家族はニセモノだった』
フジテレビ系にて、毎週木曜22:00~22:54放送
出演:香取慎吾、志尊淳、冨永愛、増田梨沙、千葉惣二朗、向里祐香、佐野玲於、橋本じゅん、安田顕ほか
脚本:政池洋佑、蛭田直美、おかざきさとこ、三浦駿斗
演出:及川拓郎ほか
プロデュース:北野拓ほか
主題歌:香取慎吾「Circus Funk(feat. Chevon)」(トイズファクトリー)
制作協力:テレパック
制作・著作:フジテレビ
©︎フジテレビ
公式サイト:https://www.fujitv.co.jp/saiteiotoko/
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