奥平大兼&出口夏希、映画『か「」く「」し「」ご「」と「』でW主演に 共演に佐野晶哉ら

5月30日公開の映画『か「」く「」し「」ご「」と「』のW主演を奥平大兼と出口夏希が務めることが発表された。
本作は『君の膵臓をたべたい』の住野よるの同名小説を映画化する青春ラブストーリー。主人公・京を奥平、三木直子(ミッキー)を出口がそれぞれ演じ、W主演を務める。また、体育会系でいつも明るく笑顔な人気者・高崎博文(ヅカ)をAぇ! groupの佐野晶哉、予測不能な言動でいつもマイペースな黒田文(パラ)を菊池日菜子、内気で控えめな性格で、ある日突然学校に来なくなる宮里望愛(エル)を早瀬憩がそれぞれ演じる。
「自分なんて」と内気な高校生・京(奥平大兼)は、ヒロインじゃなくてヒーローになりたいクラスの人気者・三木(出口夏希)が気になって仕方がないが、いつも遠くから見つめるだけ。そんな三木と幼なじみであり京の親友・ヅカ(佐野晶哉)を通して、卒業まで“友達の友達”としてずっと一緒にいるはずだった—— 。
監督を務めるのは、『カランコエの花』『少女は卒業しない』などの中川駿。原作者の住野は今回の映画化に対し、「この企画はコロナ禍も経て約6年をかけここまでたどり着きました。時間はかかってしまいましたが、時間をかけなければ出会えなかった監督さん、出演者の皆さん、スタッフさん達がおられます。今が最高の時になるよう、僕も出来るだけの尽力をさせてもらいました」と作品への思いをコメントした。
あわせてティザービジュアルと特報映像も公開。ティザービジュアルには、「もしも、好きな人の気持ちが見えてしまったら——」「この“かくしごと”を知ったとき、純度100%の涙が溢れ出す」と、物語の展開を期待させるコピーが並ぶ。また、ティザーソロビジュアルには、それぞれ異なる記号と想いの一部が切り取られたコピーが記されている。
特報映像では、内気な高校生・京が、クラスの人気者のミッキーこと三木のことを想い続けているが、「気持ちがみえてしまう」ことで、言葉にできない気持ちを抱えるもどかしさが全面に押し出されている。さらに、大声で訴えかけるエル(早瀬憩)、マイペースなキャラクターのパラ(菊池日菜子)の涙、そしてクラスの人気者であるヅカの笑顔も印象的に映し出されている。
コメント
中川駿(監督)
はじめて原作を読んだとき、今の時代を生きていく上でとても大切なことに気づかせてくれる作品だなと感じました。その大切なメッセージを映画でも表現すべく、そして住野先生の世界を損ねてしまわぬよう、キャスト・スタッフと共に丁寧に作り上げました。若い世代の皆様に、この映画を楽しんで貰えたら嬉しいです。
住野よる(原作)
はじめましての方ははじめまして、知ってくださっていたらありがとうございます。原作者の住野よるです。まだ完成した映画は観ていないのですが、実はめっちゃ期待しています。この企画はコロナ禍も経て約6年をかけここまでたどり着きました。時間はかかってしまいましたが、時間をかけなければ出会えなかった監督さん、出演者の皆さん、スタッフさん達がおられます。今が最高の時になるよう、僕も出来るだけの尽力をさせてもらいました。
何卒よろしくお願いします。
■作品情報
タイトル : 『か「」く「」し「」ご「」と』
5月30日(金) 全国公開
出演:奥平大兼 、出口夏希、佐野晶哉(Aぇ! group)、 菊池日菜子、早瀬憩
監督・脚本:中川駿
原作:住野よる『か「」く「」し「」ご「」と「』(新潮文庫刊)
配給:松竹
©2025『か「」く「」し「」ご「」と「』製作委員会
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