アン・ボヒョン、『スプリング・フィーバー』で実力を証明 『梨泰院クラス』からの躍進ぶり

アン・ボヒョンの主演ドラマ『スプリング・フィーバー』が1月5日よりPrime Videoにて独占配信がスタートした。日本でもリメイクされた韓国ドラマ『私の夫と結婚して』のパク・ウォングク監督による最新作で、腕に竜の入れ墨を入れた外見はいかついが心には純愛を秘めるソン・ジェギュ(アン・ボヒョン)と、心に傷を負ったまま田舎町のシンス高校に赴任してきた高校教師ユン・ボム(イ・ジュビン)が織り成すロマンスコメディだ。

韓国の海沿いにある小さな町シンスにやってきたボムは、ソウルで6年も教師をしていたのになぜ田舎町を選んで来たのか、周囲の人たちの噂の的となっていた。ある時、ジェギュが親代わりとなって育てている甥で、トップの成績を誇るハンギョル(チョ・ジュニョン)が通うシンス高校の職員室へと突入するジェギュ。吹雪の中、半袖姿で現れ鳥肌ひとつ立たないジェギュの強靭な肉体とその外見から、教師たちに危険な人物だと警戒され職員室は大騒ぎ。ハンギョルの担任であるボムにもまた、ジェギュは強烈な印象を与えるのだった。
小さな町では個性の強い人物はすぐに人々の好奇の目にさらされる。しばらくボムが噂の的だったが、人々の興味は悪名高きソン・ジェギュに移ることに。一見、予測不可能な言動をとっているように誤解されがちなジェギュだが、実は正義感が強く、自己表現が苦手で無骨な男。学校へ乗り込んだのは、ハンギョルが「親孝行賞」を受賞するはずが、両親がいないという理由で受賞が取り消しとなった理不尽さに怒ったからという甥のためだった。また、ボムにコーヒーを淹れさせようとする男性教師に「女性教師にコーヒーを?」といさめて自分で淹れるなど、心優しい熱血男のジェギュなのだ。

彼が目の前に現れたことで、ボムの静かな生活は一変。第1話の冒頭で少し流れたのだが、ソウルで教師をしていた頃、生徒の前で突然派手な女性にビンタされる場面を悪夢として見るボム。今は田舎町に来て一人暮らしをするも、なかなか鍵の開かない家の扉のように、心の鍵を開けない彼女は、ワケありの女性だ。ハンギョルの保護者面談では、彼の勉強の話をよそに、「何歳ですか?」と面と向かってボムに聞くデリカシーのないジェギュだが、これから凍りついたボムの心を熱いジェギュがどのように溶かしていくのかが見どころといえる。
この『スプリング・フィーバー』について、筆者はアン・ボヒョンとイ・ジュビンに直接インタビューする機会に恵まれたのだが(※)、「撮影地が田舎町の学校ということで、現場では非常に心が温まる繊細なストーリーが展開されています。また、海辺が舞台なので、ドラマをご覧いただくみなさんにも、この温かい風景やスウィートな雰囲気、感性が溶け込んでいるような部分を感じていただけると思っています」と、アン・ボヒョンは語っていた。体を張るシーンが多いため、体型維持にも余念がなかったそうだ。






















