日本映画界の新生・葵うたのに大注目 大河ドラマへの憧れ、役者としての原点に迫る

初主演として「甘えまくった」撮影中

ーー現場入りした際、主演として意識したことはありましたか?
葵:やはり初めての主演だったので、どういうふうに現場にいればいいのか、何を意識すればいいのか、不安に思っていました。ただ、正直現場に入ってからは「引っ張っていくぞ!」という意識はそこまでなかったです。みなさんが物語をどんどん進めてくださったので、甘えまくっていたかなと思います。
ーー素敵な現場ですね。では、作品にかなり集中できたのではないでしょうか?
葵:そうですね。単純に画面に出ている時間がすごく長いのと設定が特異なこともあって、物語が変な方向にいっちゃわないかと思って、監督ほどではないかもしれないですけど、死ぬほど台本を読み込みました。おかげで「今はこういうシーンだよ」とか「ここではタイムスリップしたから記憶はないよ」と伝えることができたので、その点はよかったかなと思います。

ーー撮影中、印象に残っていることはありますか?
葵:営業中の競輪場で撮影をしたときに、実際に新聞を持って競馬を楽しんでいるおっちゃんたちと休憩時間に話したことです。「競輪は人生なんだよ」と言っていて、まるでセリフみたいだなって(笑)。お邪魔している身だったので、そうやって話しかけてくださって本当にありがたかったです。
ーー素敵ですね! 葵さん自身は、本作を通して成長したと感じていることはありますか?
葵:集中力と体力はついたと思います。あとは、驚いたときの表情も。全体を通して、今までしたことがない動きが多かったので、そこはひとつ殻を破れたかなと思います。

ーー初日舞台挨拶は満席でした。あらためて、葵さんにとって、観客やファンの方々はどんな存在でしょう?
葵:SNSを投稿するたびに声を届けてくださる方や、作品があるたびに地方から足を運んでくださったりする方、いつも気にかけてくださってる方もいて、本当にすごく心強いです。私の作品が誰かに届いているのかという実感が沸くことは、本当にモチベーションになります。本当にいつもありがとうございます。

ーーありがとうございます。最後に2025年の目標を教えてください。
葵:正直、やりたいことはたくさんあるんです(笑)。ただ、あえてまとめるなら、今年はしっかりと誰かに何かを与えられる人になりたいなと思います。お芝居を頑張りたいですし、『タイムマシンガール』をより多くの方に観てもらいたいですし。あとは、ラジオにも挑戦したいですね。朝起きたらまずラジオをつけるくらい、ラジオを聴くことは私の生活の一部なので、昼の爽やかな番組でも、深夜のディープな時間帯にちょっとお酒を飲みながら語るでも……憧れちゃいます。
■公開情報
『タイムマシンガール』
池袋シネマ・ロサほかにて公開中
出演:葵うたの、高鶴桃羽、木ノ本嶺浩、立川志の太郎、重岡サトル、遠山景織子(特別出演)、嶋村太一、安川結花、惡斗、鹿目凛(でんぱ組.inc)、コウガシノブほか
監督・脚本・編集:木場明義
製作・配給:イナズマ社
©2025 イナズマ社
公式X(旧Twitter):https://x.com/timemachinegir1
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<応募締切>
2月15日(土)






















