香取慎吾、テレビと距離を置くことで得た新たな視点 「改めて考える時間ができた」

「どうやって作品を観てもらうか」を考えるようになった

――久しぶりのテレビの現場となりましたが、作品への取り組み方に関して、変化した部分はありますか?
香取:昔は本当に切れ間がなく、すべての仕事が流れるように進んでいっていたので、そのときには気づけなかったことも多くて。でも、少し距離を置いてみることで、テレビってどういう存在なんだろうとか、最近はドラマの数自体がすごく増えているなとか、改めて考える時間ができました。今はテレビだけでなく、さまざまなコンテンツが山のようにあって、視聴者が選べる場がたくさんあるじゃないですか。その中で、どうやって作品を観てもらうか、どう戦っているのかを考えるようになりましたね。昔はバラエティ番組を多くやっていて、視聴率表を1週間分ずっと見ていたんですよ。どの番組が何パーセントで、自分の裏番組はどうなのか、なんて気にしていましたが、今と昔ではテレビが置かれている状況が変わってきている気がします。明らかに変わったことでいうと、ドラマの現場に戻ってきたことで、ちゃんと朝起きて、ちゃんと寝るという生活を送るようになったことかな(笑)。
――いい傾向ですね(笑)。
香取:昔は本当に自分の時間が取れなかったんです。夜中に終わった瞬間、やっと少しの自分の時間ができたと思ったら、今度は睡眠時間が削られていく……そんなことを繰り返していました。今は以前ほど忙しくはないんですけど、いろんな仕事がガンガン入ってくるので必死についていってる感じです(笑)。

――2025年1月にスタートする本作にちなんで、2025年の目標を教えてください。
香取:僕は巳年なので、2025年は年男なんです。なんだかいいことがありそうな感じがしますよね。正直これまでは意識したことはなかったんですけど、2025年は少し意識してみようかなと思っていて。11月27日に3rdアルバム『Circus Funk』をリリースしたのですが、ドラマが終わる頃に、ちょうどツアーをするんです。なので、いろんな場所に行って、美味しいものを食べたいですね。
――いいですね。最近食べた美味しいものはなんですか?
香取:久々にラーメンを食べました。普段はラーメン屋さんにほとんどいかないんです。前にラジオか何かで話したら、みんなビックリしていましたが、1年で数えられるくらいしか行かないです。
――香取さんの食生活、すごく気になりますね(笑)。
香取:普段は何を食べてるんですかね。焼肉も食べないしな~。でも、おいしいレストランにはいますよね。イタリアンとかフレンチとか。
――想像ができました。最後に2025年に新たなスタートを切る方々に向けてメッセージをお願いします。
香取:新たなスタートをするときって、やっぱり怖さやプレッシャーがあると思います。でも、踏み込んでみないと何も始まらないですし、一歩を踏み出してみると、意外に怖くなかったり、余裕で一段上がれたりすることがあるんです。もちろんその過程で失敗もあるかもしれませんが、失敗こそ次へのステップに繋がるので、怖がらずに一緒に飛び込んでみましょう!
■放送情報
『日本一の最低男 ※私の家族はニセモノだった』
フジテレビ系にて、2025年1月9日(木)スタート 毎週木曜22:00~22:54放送
※初回15分拡大(22:00~23:09放送)
出演:香取慎吾、志尊淳、冨永愛ほか
脚本:政池洋佑、蛭田直美、おかざきさとこ、三浦駿斗
演出:及川拓郎ほか
プロデュース:北野拓ほか
主題歌:香取慎吾「Circus Funk(feat. Chevon)」(トイズファクトリー)
制作協力:テレパック
制作・著作:フジテレビ
©︎フジテレビ
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